観光バス記念日【12月15日】日本初の観光バスが運行開始した日

◆12月15日は観光バス記念日


(画像はイメージです。)

実は、12月15日は観光バス記念日だったんですね!

まあ、地下鉄の記念日があるくらいなので、他にも乗り物の記念日があるとは思っていましたが。(笑)

観光バス記念日は、1925年(大正14年)の12月15日、当時の東京乗合自動車により日本初の定期観光バスである「ユーランバス」の運行が開始されたことが記念日の由来です。
(実際には東京乗合自動車との共同経営だったそうです。)

当時の観光コースは「皇居前~銀座~上野」だったとのこと。

また、定期観光バスと言っても、現代の路線バスとほとんど変わらないシステムで、途中で乗下車することも出来て、途中から乗った場合の料金も決まっていたそうです。

ちなみに、「観光バス記念日」は日本記念日協会には認定されていません
(※2021年12月13日現在)

■東京乗合自動車は今でもあるの?

結論から言うと、現在はありません。
今は、「株式会社はとバス」が観光バス事業を運営しています。

経緯は以下のとおりです。

1918年(大正7年)創業の東京乗合自動車(創業当時の名前は東京市街自動車)は、昭和金融恐慌の影響で1928年(昭和3年)に社債デフォルトに陥りました。
(※社債発行を行わないと経営できない赤字の状態が通常の状態になること。)

その後、経営混乱と経営不振により東京地下鉄道の傘下に入りました。

東京地下鉄道の傘下に入った後も遊覧バス事業自体は継続していましたが、太平洋戦争の戦時中に営業休止になり、戦争終結後の1948年(昭和23年)8月に、遊覧バス事業は新日本観光株式会社(現:株式会社はとバス)に譲渡され、同社の手によって再開して現在に至っています。


 

こんなところですね。

観光バスは便利なもので、予約して乗ってしまえば、後は座ってるだけで観光地まで案内してくれるので楽なんですよね♪

自分で調べて路線バスや電車で観光するのも良いのですが、行き先が決まっていて自動的に連れて行ってくれる観光バスの方が大分楽なんですよ。

まあ、目的地とルートが決まっているので、自由度はありませんけどね。

行き先で決めるか、自由度で決めるか…
それは、あなた次第です!
(関暁夫 風)

では、今回はこの辺で。

 

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