■招き猫の日ってどんな日?
招き猫の日とは、招き猫の魅力をアピールし、多くの人に福を招いてもらうのが目的で作られた記念日です。
元々、とても可愛らしい動物の猫をモチーフにした像なので、招き猫が古今東西で気に入られているのは当然と言えば当然なんでしょうね。
■提唱・制定者は?
招き猫の日の制定者は、「日本招猫倶楽部」さんです。
招き猫の愛好家なら誰でも良いというスタンスで、幅広い世代で構成されています。
■日付の理由は?
日付の理由は、語呂合わせです。
9と29を「来る福」(くるふく)と読み、招き猫にぴったりなところから来ています。
■日本記念日協会に登録されているの?
招き猫の日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
■招き猫に関する情報など
◆招き猫の左手と右手の違い
◆招き猫の色の違い
色の違いによっても、ご利益が異なるそうです。
- 青:学業向上・交通安全
- ピンク:恋愛成就
- 赤:無病息災
- 黒:魔除け
◆招き猫の起源
複数の説がありますが、ほとんどが江戸内で起こったエピソードが起源となっていることが有力です。
- 今戸焼説
貧しさで猫を手放した老婆が、「私の姿を人形にしたら福徳を授かる」と言われたため、今戸焼で猫の人形を作ったら大繁盛した。 - 豪徳寺説
井伊直孝が豪徳寺の猫に招かれたと思い込んで一休みし、雷雨を回避できたこと。
井伊直孝は、その猫と豪徳寺を絶賛。
その猫が死んだあとに「招猫堂」が建てられ、招くような姿の猫の像がつくられるようになった。 - 自性院説
戦で劣勢になった太田道灌が黒猫に導かれて自性院に入った。
その後、盛り返したため、お礼として後に猫の地蔵尊を奉納した。 - 西方寺説
吉原に薄雲太夫という花魁が飼っていた猫が誤解で殺されてしまい、悲しんだ花魁へ贈られた木彫りの猫像を花魁はとても大事にした。
花魁の死後、木彫りの猫像は西方寺へ奉納された。 - 伏見稲荷説
招き猫の発祥は伏見稲荷の説があるとされているが、伏見稲荷の眷属の狐の手招き姿が招き猫に似ているという点を除いては、いまいち信憑性が低い。
こんなところですね。
現在の招き猫は、右手が上がっているものが数多く占めているそうです。
やっぱり、長年の不況による低賃金・格差社会の拡大の影響からか、金運が望まれているのでしょうね。
先立つものが無いと、生きていくこと自体が厳しいということなんでしょうね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目
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