■東京港開港記念日ってどんな日?
東京港開港記念日は、1941年(昭和16年)5月20日に芝浦埠頭および竹芝埠頭が完成し、東京港が国際貿易港として開港の指定を受けたことにちなんで、東京都によって制定された記念日です。
東京港は日本の五大港のひとつで、港湾法によって国際戦略港湾(国際競争力を高めるための港湾)に指定されている巨大な港です。
また、国土交通省からスーパー中枢港湾※としても指定されています。
(※国際戦略港湾と同じく、国際競争力を高めるための港湾のこと。)
日本の貿易を担う、重要な港湾のひとつが東京港なのです。
■提唱・制定者は?
東京港開港記念日の制定者は、前述のとおり東京都です。
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
東京港開港記念日は、日本記念日協会に認定・登録されていません。
■東京港について
東京港は、大きく分けると、南部地区、内港地区、中部地区、中央防波堤地区、東部地区の5つの地区があり、それぞれに埠頭やターミナルが設置されています。
◆南部地区
大井埠頭
- 大井コンテナ埠頭
- 大井水産物埠頭
- 大井食品埠頭
城南島
- 大井建材埠頭
- 城南島小型油槽船係留施設
- 城南島建設発生土埠頭
◆内港地区
- 品川埠頭
- 芝浦埠頭
- 日の出埠頭
- 竹芝埠頭
- 月島埠頭
- 辰巳埠頭
- 晴海埠頭
- 朝潮埠頭
- 豊洲埠頭
◆中部地区
青海埠頭
- 青海コンテナ埠頭
- お台場ライナー埠頭
- 青海客船ターミナル
- 東京国際クルーズターミナル
有明
- 10号地埠頭
- 10号地その1多目的埠頭
- 有明埠頭
- フェリー埠頭
◆中央防波堤地区
- 中央防波堤内側ばら物埠頭
- 中央防波堤内側外貿雑貨埠頭
(上組東京コンテナターミナル) - 中央防波堤外側コンテナ埠頭
◆東部地区
若洲
- 15号地埠頭
- 15号地木材埠頭
- 若洲建材埠頭
参考:Wikipedia
2022年現在の情報です。
今後、増設・統廃合などが実施され、名称が変わる可能性があります。
こんなところですね。
東京港の隣には、神奈川県の川崎港、横浜港、千葉県の千葉港、木更津港と巨大な港が隣接しているため、東京湾そのものが巨大な港湾と言えますね。
メガシティ(人口が多い巨大都市)にはメガポートが必要となってきます。
東京港がこれだけ発達したのも、首都圏のうちの東京・神奈川・千葉の3都県の影響が非常に大きいからだと言えます。
港があってこそ、都市は発展・維持できるのです。
その逆もまた然り。
世界でも、経済的に発展している巨大都市には、大体巨大な港湾または空港が隣接しています。
気が向いたらチェックしてみるといいでしょう。
では、今回はこの辺で。
■関連項目
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