■図書館記念日ってどんな日?
図書館記念日は、1950年(昭和25年)4月30日に日本で図書館法が公布されたことにちなんで制定された記念日です。
この図書館法は画期的で、今現在、私たちが無料で図書館を利用できるのは図書館法のおかげです。
本来、図書館は入館料が必要だったりと利用が有料であり、しかも本を持ち出すことはできません。
しかし日本の公共の図書館は、図書館法によって公共サービスとして無料利用が原則とされており、しかも貸出まで行っているという非常に優れたサービス内容なのです。
(貸し出しに関しては、その地域の正式な住民じゃないと許可されませんが…。)
無料が当たり前だと思っているからこそ、図書館記念日に感謝し、図書館のありがたみを実感するべき日だと思います。
ちなみに、図書館の歴史は非常に古く、紀元前3000年の古代メソポタミア時代からあったとされています。
当時は紙は無さそうなので、石板か何かの硬い物質文字を彫って記録してたんじゃないかなと思います。
持ち運びも大変だったでしょうね。(苦笑)
■提唱・制定者は?
図書館記念日の制定者は、「日本図書館協会」さんです。
1971年(昭和46年)に開催された「全国図書館大会」において決定されました。
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
図書館記念日は、日本記念日協会に認定・登録されていませんが、サイト内で「その他の記念日」として紹介されています。
■図書館の規模
図書館の規模は、その蔵書量によって決まります。
日本の田舎の村などの図書館は、蔵書量が少ないので規模が小さく、役所の一部が図書館(室)となっているところもあるのですが、区があるような大きな市(政令指定都市など)になると、蔵書量が膨大になるので、それに合わせて図書館の規模は非常に大きくなります。
(○○中央図書館のようなところは非常に大きいです。)
また、大学の図書館も蔵書量が多いですが、これは大学の経歴が長ければ長いほど蔵書量も多く、図書館も大きくなります。
特に、欧米諸国の有名大学の図書館はいずれも非常に規模が大きく、日本の高校の校舎くらいの建物が1つ丸ごと図書館だったりします。
歴史があるので、蔵書量も半端ないようですね。
ちなみに、現代の図書館には、ネット接続が可能となっているところがあり、本とサイトの両方を閲覧しながらノートPCにデータ入力したり、ネットで情報交換しながら調べ物をしたりするなどといった、多角的な勉学&娯楽が可能になっています。
今の時代の図書館は利便性が高くていいですね。
若くしてそれを利用できる人が羨ましいです。
では、今回はこの辺で。
■関連項目