実は4月18日は、三重県民の日だったんですね。
正式には「県民の日」が正しい名称です。
県名が省略されているんですね。
三重県の位置はここ↓
イルミネーションで名高いなばなの里や、老舗の職業の海女、名物の焼きハマグリで有名な三重県。
1876年(明治9年)に、安濃津県と度会県が合併して、現在の三重県になりました。
合併したその日こそ、4月18日だったのです。
それから100年後の1976年(昭和51年)、満100年を迎えたことを記念とし、三重県条例で県民の日が制定されました。
今回は、そんな三重県民の日についてチェックしてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■学校は休日になるの?
残念ながら、休日にはなりません。
三重県民の日は、公立の学校が休みになることはありません。
それに、4月末から5月上旬にかけて、大型連休のゴールデンウィークがあるので、今後、学校が休日化される可能性は低いでしょうね。
■三重県民の日の主な趣旨
三重県民の日の主な趣旨は、
「県の歴史を知り、自治意識を高めて県民の福祉の増進と県の躍進を願う日」
というものです。
三重県には豊かな海産物と観光地があり、特産物も有名なものばかり。
中でも、2016年5月26~27日に、世界各国の首脳が集まった伊勢志摩サミットが開催されたという名誉ある県でもあります。
そんな、故郷に対する誇りを持ち、県内各地の皆で一体となって、
「郷土の三重県をもっと好きになろう♪」
という、ねらいが県民の日には込められているのです。
■無料開放される施設
2024年(令和6年)の三重県民の日の記念事業は「子どもたちが個性を輝かせ、望む未来を実現していくために」をテーマに行われるそうです。
また、三重県民の日の記念ということで、以下の施設が無料開放されます。
(注:全部は網羅してません)
- 六華苑(旧諸戸清六邸)
(入場料無料 4/20) - 四日市港ポートビル
展望展示室「うみてらす14」
(入場料無料 4/20) - 鈴鹿市考古博物館
(入館料無料 4/20~21) - 亀山市歴史博物館
(入館料無料 4/20~21) - 関宿旅籠玉屋歴史資料館
(入館料無料 4/20) - 関まちなみ資料館
(入館料無料 4/20) - 松浦武四郎記念館
(入館料無料 4/20~21) - 賓日館
(入館料無料 県民のみ 4/18、20~21) - 愛洲の館
(入館料無料 4/18、20~21)
こんなところですね。
県民の日の無料開放・割引施設は、他にもたくさんあります。
こちらの資料※で公開されていますので、知りたい方はチェックしてみてください。
(※リンク先はPDFファイルです。PDFファイルを閲覧できる専用のアプリまたはブラウザが無いと閲覧できません。)
■三重県民の日以外の日本の4月18日
よい歯の日
発明の日
お香の日
よい歯の日は語呂合わせ。
「よ(4)い(1)は(8)」。
制定は日本歯科医師会(1993年)。
ちなみに、11月8日も
語呂合わせで「いい歯の日」。
発明の日は、特許法の元の法の
「専売特許条例」が1885年の4/18に
公布されたことから。
制定は発明協会(1954年)。
お香の日は、
- 日本書紀に登場する香木が
595年4月に漂着したこと。 - 香という漢字を分解すると、
“一”“十”“八”“日”という文字になること。
以上二つのことを足して、
4月18日をお香の日に決めたそうです。
制定は全国薫物線香組合協議会(1992/4/4)。
一見、こじつけのようにも思えますが、日本人が付けたがる記念日の名前というのは基本的に“こじつけ”なんで、別にいいんですけどね。(笑)
では、今回はこの辺で。