実は5月15日は、「沖縄本土復帰記念日」だったんですね!
恐らく、正確な位置は知らなくても、沖縄という名前だけは日本人なら誰でも知ってると思います。
日本国内有数のリゾート地であり、本土復帰を果たした現在でもアメリカ軍の基地問題が無くならない、色んな意味で知名度が高い場所です。
そんな沖縄県は、1971年にアメリカ側と締結された「沖縄返還協定」によって、翌年1972年に、ようやく日本へ復帰しました。
その日こそ、5月15日だったのです。
今回は、そんな沖縄県の沖縄本土復帰記念日についてチェックしてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■学校は休日になるの?
残念ながら、休日にはなりません。
沖縄本土復帰記念日には、
公立の学校が休みになることはありません。
そもそも、沖縄本土復帰記念日は条例化されていないので、公立の学校を休みにするなどの、公式な決まりがないのです。
それに、沖縄には慰霊の日という、条例化された記念日が6月23日にあります。
その日は、公立の学校に留まらず、沖縄県全体が休日になるのです。
(一部の国家機関および国家公務員は対象外)
というワケで、沖縄本土復帰記念日に学校が休日化される可能性は低いでしょうね。
■沖縄本土復帰記念日の主な趣旨
沖縄本土復帰記念日の主な趣旨は、
公式にはありません。
沖縄本土復帰記念日は、沖縄県の条例で制定されていないので、趣旨そのものがありません。
沖縄返還協定が実施された日が1972年5月15日だったため、その日が“沖縄本土復帰記念日”という認識があるだけです。
しかしながら、沖縄の人たちにとっては、大事な記念日であることは事実。
たとえ、条例化されていなくとも、アメリカ軍から(法的な意味で)開放された歴史的な記念日には変わりないのです。
■無料開放される施設
沖縄本土復帰記念日に無料開放・または割引になる公的な施設等は、現在ありません。
ただし、元々無料な施設等は沢山あります。
それらの一部を以下に列記します。
- 具志川城跡
- 国際海洋環境情報センター
- 久米島ウミガメ館
- 浦添大公園
- 体験工房 美ら風
- 石垣島天文台
- 名護城公園
- 海洋博公園
■沖縄本土復帰記念日以外の日本の5月15日
ヨーグルトの日
Jリーグの日
葵祭(京都)
ヨーグルトの日は、
明治乳業が制定した記念日。
ヨーグルトを研究したロシアの微生物学者さん※の誕生日が5/15だったことから。
(※イリヤ・メチニコフ氏)
Jリーグの日は、あのヴェルディ川崎と横浜マリノスが試合をした日が、1993年の5/15だったことから制定。
その日は、プロサッカーリーグのJリーグが誕生した日でもあります。
葵祭は、京都の有名なお祭りの一つですね。
このお祭り自体は数日にわたって行われますが、本祭は5/15です。
では、今回はこの辺で。