今朝、食事していて目に入ったのが、
パンの袋についている止め具。(留め具?)
写真のものは水色ですが、白い色のタイプのものも確かありますよね。
これって、何て名前なのかな?
と、ふと思ったわけです。
で、調べてみたところ、この止め具の正式名称は
“ バッグ・クロージャー ”
というそうです。
日本語に訳すと「バッグを閉じるもの」。
そのまんまですね…。
正式名称のバッグ・クロージャーは少し長いし、覚えにくいなどの理由から、パンクリップ、またはクロージャーと言った短い呼び方をされています。
■バッグ・クロージャーの色
私が知る限りでは、
バッグ・クロージャーの色は水色と白くらいしか知りません。
ですが、バッグ・クロージャーの色は実はもっとあります。
バッグ・クロージャーのメーカーのクイック・ロック・ジャパン株式会社さんによると、
- ブルー(水色)
- ホワイト(白)
- オレンジ
- イエロー
- グリーン
- レッド
- ベージュ
の計7色があるそうです。
これらの色は、製品によって使い分けられています。
つまり、クロージャーはパンの袋だけでなく、他の製品の袋にも使われているということです。
例えば、生椎茸(なましいたけ)の袋や、ペットフードの袋など。
クロージャーは、文字通り袋を閉じるための道具なので、パン以外の袋に使われていても、なんら不思議なことではないですね。
■バッグ・クロージャーの形状
↑この画像のとおり、
バッグ・クロージャーには外側に突起物がついていたり、一部がへこんだりしています。
なぜ、こんな形をしているのか?
実は、この形は、袋をパッケージするための自動結束機と呼ばれる機械で、自動的に袋に取り付けられるのです。
外側の突起とへこみは、自動結束機にセットする際に必要な形状なのです。
また、このタイプのバッグ・クロージャーは、元々は横一枚に繋がっていて、それを外して1個にすると画像のような形状になるわけです。
この形状が、自動結束機にピタリと合うようにデザインされているわけですね。
■バッグ・クロージャーの種類
バッグ・クロージャーには、上記のような袋を閉じるためだけのJSタイプの他に、商品のラベルを一緒につけられる、ラベルクロージャーと呼ばれるものもあります。
ラベルクロージャーとは、
名前のとおり、商品の写真やロゴがプリントされたラベルを貼りつけることができる便利なクロージャーです。
通常のクロージャーとは違い、クロージャーだけを見て、どの商品についていたものなのかが一目で判るというワケですね。
また、袋に商品ロゴやイラストなどをプリントするのとは別の方法で、見る人に存在をアピールできるという別のメリットもあります。
使い方によっては、商品の全体像にもアクセントをつけることができるという画期的なクロージャーだと思います。
(その分、コストは高そうですね…。)
■名前が覚えにくい理由
バッグ・クロージャーは、袋を閉じる道具。
バッグ・クロージャーについて少し書いてみましたが、
私が思うに、
「名前が長くて覚えにくい」
というか、
「印象に残りにくい」
んですよね。
その場で聞いた時は「へー」と納得するのですが、しばらくすると、すぐに名前を忘れてしまいます。
その大きな原因は、クロージャーよりも、袋の中身のパンの方が重要だからです。(笑)
パンを食べてしまえば、
もう目的を達成してしまうので、
クロージャーのことは忘れてしまうのです。
そういう意味では、パンクリップという呼び方の方が覚えやすいかもしれませんね。
この機会に、このちっこい道具の名前を是非覚えてやってくださいな。
忘れてしまったら、
またこのページを読んで思い出してくださいね。^^;
では、今回はこの辺で。