実は6月15日は栃木県民の日だったんですね。
(千葉県民の日も同じく6月15日)
正式名称は「栃木県県民の日」。
“県”がダブっているので、ちょっと言いにくいですね。(笑)
栃木県はここ↓
日光東照宮や華厳の滝などの名所、耳うどん、とて焼きなどの名物で有名な栃木県。
1873年(明治6年)に、旧栃木県と宇都宮県が合併し、ほぼ現在の栃木県の形が誕生しました。
その日こそ、6月15日だったのです。
その6月15日を記念日とし、昭和60年に、栃木県条例で栃木県県民の日が制定されました。
栃木県県民の日を定める条例
(昭和六十年九月三十日 栃木県条例第二十七号)
今回は、そんな栃木県県民の日についてチェックしてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■学校は休日になるの?
残念ながら、休日にはなりません。
栃木県県民の日は、現在では公立の学校が休みになることはありません。
むしろ、県内の各市で協賛事業が行われるため、その一環として各地の学校で、イベントが行われることがあります。
なので、学校が休みどころか、いつも通り登校する必要があり、授業以外のことに付き合わされる可能性が大。
平日ならともかく、土日に県民の日があると、学生は損した気分になるかもしれません。
■栃木県県民の日の主な趣旨
栃木県県民の日の主な趣旨は、
「県民一人ひとりが、郷土を見直し、理解と関心を深め、県民としての一体感と自治の意識をはぐくみ、より豊かな栃木県を築きあげることを期する日」
というものです。
ちょっと長いので、
わかりやすくまとめてみると、
「栃木県のことをで色々知って、みんなで自治意識をもって、豊かな栃木県にしよう!」
ということですね。
東京都や埼玉県など、首都圏の県民の日の趣旨には“自治”というキーワードが出てきます。
当時の国(政府)から自治権を勝ち取ったというイメージがあるんでしょうね。
■無料開放される施設
栃木県県民の日の記念ということで、以下の施設が無料・割引開放されます。
(注:全部は網羅してません)
イタリア大使館別荘記念公園
(観覧料無料)
栃木県立南体育館
(通常利用時の運動施設利用料無料 要予約)
下野市ふれあい館
(室内温水プール入場料割引・半額)
那須スイミングドーム
(無料開放)
栃木県立美術館
(観覧料無料)
安藤勇寿「少年の日」美術館
(入館料半額)
とちぎ明治の森記念館
(観覧料無料)
史跡足利学校
(無料開放)
乃木神社宝物館
(入館料無料)
こんなところですね。
県民の日の無料開放施設は他にもたくさんあります。
栃木県のHP内※で公開されていますので、知りたい方はチェックしてみてください。
(※リンク先はPDFファイルです。ブラウザでも見れますが、スマホの場合は専用のアプリが必要になる場合があります。)
■栃木県県民の日以外の日本の6月15日
内容が千葉県民の日の記事と重複しますので、ここでは割愛します。
ご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
では、今回はこの辺で。
■関連項目