■虫の日ってどんな日?
虫の日とは、虫の命と自然環境を大切にすることを目的とした記念日です。
日本では、現在3つの虫の日があります。
- 日本昆虫クラブ※が制定した「ムシの日」
(※1988年6月4日に結成&記念日制定、漫画家の手塚治虫先生が初代会長をつとめた。) - 常葉町振興公社※(現:田村市常葉振興公社)が制定した「ムシの日」
(※所在地:福島県常葉町(現:田村市常葉町)、制定年月日は日本昆虫クラブと同じ。)
(ちなみに田村市常葉町は「カブトムシ自然王国」を宣言している地域。) - 医学博士であり解剖学者の養老孟司氏が制定した「虫の日」
(2018年に制定。)
自然界には様々な虫がいますが、一般的には昆虫と呼ばれるものを虫と呼ぶ傾向にあるようです。
カブトムシやクワガタムシは、男の子にとっては大人気の夏の甲虫ですね。
どちらも、徹底した温度管理と餌を重視すると冬を越せるほど長生きさせることができますが、大抵はすぐに寿命が来てしまい、冬を越せません。
■提唱・制定者は?
前述のとおりです。
■日付の理由は?
日付の理由は語呂合わせです。
3つの記念日の共通で、6月の6=“む” 4日の4=“し” で「むし」と読めるところから来ています。
■日本記念日協会に登録されているの?
養老孟司氏が制定した「虫の日」は、日本記念日協会に認定・登録されています。
その他のムシの日は、登録されていません。
こんなところですね。
子供の頃は、単なる興味で虫を捕まえて箱の中に入れて飼い、死んだら捨てるという行為を繰り返していましたが、現在では残酷なのでできませんね。
昆虫採集にも少し抵抗があります。
ましてや標本を作るなど、可哀相でできません。
(学問として知識を高めるには必要な行為だとは思いますが…。)
ちなみに養老孟司氏は、YouTubeで公式チャンネルを開設し、ためになるお言葉を動画で発信しています。
興味がある方は見てみてください。
では、今回はこの辺で。
■関連項目
日本の記念日一覧(1月1日~12月31日)
日本の記念日の一覧です。 1月1日から12月31日までの暦の順番です。 ただし、日にちが変動する二十四節気や雑節そのもの(立春、入梅など)は割愛しています。 空欄の日は、判明次第、追加していきます。 ■1月の記念日 1月1日 元日(正月三が...