■妹の日ってどんな日?
妹の日とは、妹の象徴である星座「乙女座」の期間(8月23日~9月22日)の中間日の前夜である9月6日を記念日とした日です。
現代社会で活躍する女性の多くは「妹」である確率が高いとされています。
故に、妹の日には、毎年「日本妹大賞」が授与されるイベントが行われ、その年に社会的に活躍した「妹」が受賞対象となっているそうです。
(設定やコンセプトではなく、本当に「妹」でないといけないようです。)
◆乙女座のモデルは本当に妹?
ギリシャ神話によると、乙女座のモデルになったのは大地と豊穣の女神デメテルの娘のコレー(冥界にいる時の名前はペルセポネー)と言われています。
コレーは、ゼウスとデメテルとの間に生まれた娘であるため、ゼウスの数多い「きょうだい」の中では妹的存在で間違いないと思われます。
しかしながら、デメテルが乙女座のモデルという説など、複数の説があるようです。
(ちなみに、デメテルはゼウスの「姉」であるため、「妹」属性ではない。)
なので、乙女座=妹の象徴というのは、いささか先走っているんじゃないかと思いますが…。
まあ、コレーは清純な乙女であったため、先生が持っていた妹的なイメージと重なったのかもしれませんけどね。
余談ですが、ゴルゴン三姉妹のメデューサは、実は「妹」です。
ギリシャ神話中で怪物として語られているため、妹のイメージは全くないのですが…。(笑)
■提唱・制定者は?
妹の日の制定者は、漫画家の「畑田国男」(はただくにお)先生です。
制定年は1991年(平成3年)です。
先生は、現代社会で活躍する女性の多くが妹であることを発見した「姉妹型研究」の第一人者で「妹の力」などの著書で知られる方でした。
既に故人ですが、「妹の日」の他に、「姉の日」(12月6日)「兄の日」(6月6日)「弟の日」(3月6日)などの記念日を制定した方なので、それらの記念日には必ず彼の名前が思い起こされています。
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
妹の日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
こんなところですね。
妹の日というくらいですから、この日くらいは妹にやさしく接してあげればいいと思います。
普段から優しく接しているなら、「より優しく」してあげればいいんじゃないでしょうか。(笑)
では、今回はこの辺で。
■関連項目