オカルトとは、珍しいジャンルの記念日があったもんですねー。
記念日とは、時の政治や地域の風習・文化が一般化して記念日となることが多いのですが・・・。
まあ、オカルトも娯楽文化の一つ。
こういった記念日があっても、まあいいんじゃないかなって思えますね。
(ちなみに、オカルト記念日は日本記念日協会に認定・登録されていません。)
今回はオカルトについて、ちょっと調べてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■オカルトって何?
オカルトという言葉がメジャー過ぎて、あるいは聞き慣れ過ぎていて、実は意味がはっきりと分らない人もいるんじゃないかと思います。
- そもそもオカルトって何?
その疑問に答えようと思います。(笑)
オカルトの意味をわかりやすく言うと、
- 科学では説明できない正体不明のモノ
ということです。
分類してみると、
- 隠されたモノ
- 神秘
- 魔術
- 密教
- 超自然的なもの
の、5つが該当します。
もっと具体的なもので例えると、
- 超能力
- 霊感
- 魔術
- UFO
- 幽霊
などですね。
以上のようなもの全般をオカルトと言っていいでしょう。
特に幽霊やUFOは、皆さんがご存じのとおり、オカルトの代表的存在ですね。
■オカルトとホラーの違い
オカルトを語る上で、必ずと言っていいほど絡んでくるのがホラーの存在です。
しばしば、オカルト映画とホラー映画が混同視されることがあります。
確かに、どちらも恐怖を感じるジャンルには違いありませんが・・・。
さて、
オカルトとホラーはどう違うのか?
一見同じようなジャンルに感じる人もいるでしょうが、両者には明確な違いがあります。
- ホラーは命に関わる恐怖を感じる
ことが主体となっています。
映画作品で例えると、
- 「13日の金曜日」
- 「エルム街の悪夢」
- 「死霊のはらわた」
- 「バタリアン」
など、ヒト型の怪物が圧倒的な力、武器、集団で襲い掛かってくるタイプ。
これらの作品は代表的ホラーですね。
一方で、オカルトは、
- 未知なるモノや現象に対して
不安や恐怖を感じる
ことが主体となっています。
命に関わることもあれば、理解不能な不思議な現象を目の当たりにするだけで終わることもあります。
こちらも映画作品で例えると、
- 「エクソシスト」
- 「未知との遭遇」
あたりがオカルトものです。
まとめると、
- ホラーは人間(型の怪物)に対して命の危険の恐怖を感じる事
- オカルトは未知なるモノや不可解な現象に対して不安や恐怖を感じる事
これらがホラーとオカルトの違いです。
まあ、ホラーもオカルトも、どちらも怖いことには変わりありません。
しかも、近年の娯楽作品の中には、ホラーもオカルトもごちゃまぜの作品が出回っています。
なので、明確にホラーかオカルトかを分けて評価することができないこともあります。
そういう場合、ジャンルを決めるのは製作者。
製作者側がホラーと言えばホラー作品。
同じように、オカルトと言えばオカルト作品。
となるワケです。
もちろん、観る側のあなたが感じるままに、ジャンルを決めることもできます。
あなたがホラーと思えばホラー。
オカルトと思えばオカルト。
認めるか、認めないかは、あなた次第です。(笑)
余談ですが、凶暴な巨大生物が襲ってくるタイプの映画も、危険で恐怖を感じますが、ホラーではありません。
例えば「ジョーズ」「アリゲーター」「ジュラシック・パーク」など。
これらの作品はホラーではなく、パニック映画です。
危険生物の襲来によって、人々が恐怖を感じてパニックに陥るタイプの映画ですね。
■オカルトブームの火付け役
日本で本格的にオカルトが流行りだしたのは、1974年の7月中旬頃から。
何故流行りだしたのか?
それは映画「エクソシスト」がオカルトブームに火をつけたのです。
映画「エクソシスト」は、ホラー映画の中でも、特に不可思議な超自然現象と魔術的・悪魔的・宗教的要素がふんだんに取り込まれた作品。
この作品を機に、様々なオカルト系映画が制作されました。
ホラー系の映画製作の発端となり、ゾンビ、悪魔が登場する映画はもちろんのこと、地球外生命体、UFO、宇宙人など、今では珍しくないジャンルの映画が、エクソシストの影響でたくさん誕生したワケですね。
そう考えると、エクソシストは単なるオカルト映画ではなく、様々な要素が取り込まれた、非常に完成度の高い映像作品と言えるでしょうね。
この「エクソシスト」こそが、オカルト映画の草分け的存在と言えるでしょう。
機会があったら、皆さんも是非見てみてくださいね♪
■オカルト記念日以外の日本の7月13日
日本標準時制定記念日
イーサン・ハントの日
生命尊重の日
盆迎え火
イーサン・ハントの日とは、
トム・クルーズのファンならピンとくると思います。
そう、映画「ミッション・インポッシブル」が1996年のこの日に日本で初公開されたことを記念として、2015年に日本記念日協会によって制定されました。
19年も経ってから制定されるなんて、今更感を大いに感じますが、ミッション・インポッシブルシリーズは大人気のハリウッド映画。
映画に因んだ記念日があってもいいんじゃないかと私は考えています。
生命尊重の日とは、
1948年の7月13日に母体保護法※が交付されたことから制定された日ですね。
※当時は優生保護法と呼ばれていた
母体保護法とは、母体と胎児のどちらかの命を選ばなければならない時に適用される法律。
悲しい法律ですが、現実に必要な法律なんですよね。
何をもって生命尊重とするか?
あなたも少しは考えてみてはいかがですか。
では、今回はこの辺で。
■関連項目