■作業服の日ってどんな日?
作業服の日は、日本の屋台骨を支えている作業服姿の人々に感謝する日です。
作業服を着ている職業は様々で、工事現場はもちろんのこと、食品加工業、製造業、とび職、物流業、清掃業など、多岐にわたります。
昭和では、第二次産業(鋼業・建築・製造・加工など)の業種が作業服を着ていることが多かったようですが、現在ではサービス業でも作業服を着用するケースがあります。
そんな人たちの日々の努力を称え、次の4月から、改めて頑張っていただけるように感謝するのが作業服の日というワケですね♪
ちなみに、作業服はそれぞれの職種に合わせたデザイン・色・生地で出来ていますが、どの作業服にも共通するところは、小物を入れるポケットが必ず1つ以上あるということです。
仕事に使う小物を入れておくのに便利ですからね。
余談ですが、現在、日本の職場で使われている作業着のベースは洋服の上着です。
洋服の上着にはポケットが付いているのが普通で、日本に洋服が入ってきた時、洋服のポケットがヒントになって、作業着にもポケットが普通につけられるようになったのです。
作業着の洋服化が進んだといった方がいいかもしれませんね。
日本にも、昔からある作務衣が作業着としてありますが、本来の作務衣はポケットがありません。
■提唱・制定者は?
作業服の日の制定者は、「まいど屋株式会社」さんです。
制定年は、2007年(平成19年)です。
まいど屋株式会社さんは、作業服や安全靴、白衣などの激安通販を手掛ける会社です♪
■日付の理由は?
日付が3月29日の理由は語呂合わせです。
3月の3=“さ(ぎょう)” 29日の29=“ふく” と読めるところから来ています。
■日本記念日協会に登録されているの?
作業服の日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年は不明です。
こんなところですね。
作業服は仕事をするにあたって便利なものですが、「着替え」という手間がかかります。
つまり、職場にロッカーが常備された更衣室が必要になるということです。
「ロッカーで着替える時間も労働時間に入るのか?」
「ロッカーのカギをなくした。」
「財布を盗まれた。」
「隠しカメラが仕掛けられていた。」
などといった諸問題もついて回ることになります。
経営者側にとっては頭の痛い事例ですね。
まあ、中には、作業服のまま通勤するといった強者もいますが、それはレアケースですね。
みんながそうしてくれれば、更衣室やロッカールーム自体が不要になりますけど、そうはいかないですからね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目