蚊が嫌いな人のための「蚊に刺されない方法」まとめ

夜中にぷーんと五月蝿い音をたて、まとわりつくように飛んで来る蚊。

ネッタイシマ蚊-虫

庭に出たら、わんさか寄ってきて血を吸おうとする蚊。

ホント、うっとうしいですよね!

しかも、刺されたら痒い!!

デング熱まで感染したら堪らない!

今回は、蚊の大嫌いなあなたのために、蚊に刺されない方法をまとめてみました。

参考までにどうぞ。

 

■虫除け(防虫)スプレーを使う

子供-男の子-虫よけ

昔から使われている方法ですね。

虫除けスプレーを手足などの肌の露出部分に吹きかけます。

そうすると、蚊はもちろんのこと、ハエやハチ、アブなどの虫も寄ってこなくなります。
(ただし、巣が近くにあるハチは別です。)

虫を寄せ付けない効果は抜群です。

その防虫効果の秘密はディート

塗った濃度にもよりますが、4~6時間ほども効果が続くことがあるそうです。

ただし、ディートは化学物質であり、吸い込んだりすると身体に悪いので、大量に吹きかけないこと。

また、肌荒れの原因になることがあります。

使用上の注意をよく守って使用しましょうね。

虫除けスプレーの中には、ディートを含まないものもあります。

こんなのです↓

100%天然成分のエッセンシャルオイルを使用した、アロマスプレーだそうです。

とても柔らかな自然な香りで人気があります。
もちろん防虫効果は抜群です!

ディートが気になる方は、こちらのスプレーを使うと良いでしょう♪

ただし、革製品や家具には使えないようです。

 

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■防虫ネットを使う(衣類)

虫が寄ってきても、物理的に触れられないようにする方法ですね。

具体的には、網戸などに使われている防虫ネット等を加工し、衣服のように人が着たり身につけたりするものです。

多分、もうご存知だとは思いますが、既にそういう商品が出回ってます。

防虫ネット腕カバーや虫除けメッシュパーカーなど、体の一部分から上半身全部をカバーするものまで、たくさんあります。

こんなのもあります↓

ここまでやれば、かなり安全ですね。
これに軍手などの手袋をすれば完璧です。

蚊くらいなら全く寄せ付けないでしょう。

下半身は長ズボンと靴下とスニーカーで、しっかりと肌の露出をカバーしましょうね。

 

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■長袖などの厚着をする

わざわざ虫除けスプレーや
防虫ネットつきの服を買うのは面倒くさい

そういう人のための方法ですね。

結局、蚊が刺すのは肌の露出部分。

つまり、肌を露出しなければいい!のです。

冬着とまでは言いませんので、長袖のシャツやパンツを履いて防御しましょう。

フード付きのパーカーなんかがいいと思います。

顔は風邪の時のマスクで覆います。

あったらサングラスやゴーグルも使えば完璧ですね♪

もちろん靴下も忘れずに

蚊は、足の裏や頭髪など、刺すのが難しい部分以外の皮膚は全部刺してきます

硬いくるぶしにすら刺してきます!

万全の対策をとりましょう。


◆長袖のデメリットは「暑い!!」

長袖だと、すごく暑いです!!

汗だくだくになること間違いなしです!

ヘタすると、熱中症になるかもしれませんので、水分とミネラルを補給しながら短時間で事を済ませましょう。

また、明らかに季節はずれの格好なので、非常に怪しい人物として通報される可能性があります。

自分の家の敷地内だけにしておきましょう。(笑)

 

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■白っぽい服を着る

害虫防除技術研究所」代表の白井良和さんによると、蚊は、二酸化炭素だけでなく、視覚でもターゲットを認識しているそうです。

特に、「黒や紺色の服を着ている人のほうが刺されやすい」という研究結果が出ています。

故に、「白や明るい黄色の服を着る」ことで、蚊にターゲットにされにくくなるそうです。

また、「生地と肌に隙間があるゆったりとした服を着る」ことでも、蚊に刺されにくくなります。

蚊がとまっても、物理的に蚊の針が届かない隙間が出来るので、結果的に刺されないということですね。

 

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■蚊取り線香などを使う(屋内用)

はっきり言って、書くまでも無いほど当たり前の方法です。

蚊取り線香が煙たいなら、電気蚊取り機を使うと便利です。

コンセントやUSBから電源をとったり、充電したりして使用します。

今では、薬剤が不要の安全な電気蚊取り機が発売されています!

これは、光で蚊を集めて電気ショックで撃退するタイプの蚊取り機ですね。
よく、コンビニなどの野外店舗の外壁に設置してある「バチッ」と音がする光の機械を小型化・省電力化して、一般家庭の室内用に再設計したものです。
効果は抜群です!

また、光で蚊を集めて、ファンで蚊を吸い取ってしまうタイプのものもあります。

こんなやつです↓

いわゆる「吸い込み式」のタイプですね!
特殊なUVライトを発光して蚊を集め、内蔵ファンで吸い込んで撃退するそうです。

  • 薬剤なし
  • 静か
  • 安全

という、三拍子そろった蚊取り機です。

バチッという音がしない分、静かだと思いますが、ファンは回りっぱなしなので、ファンの音が気になるかどうかが決め手ですね。

まるで、近未来の映画に出てきそうな、スタイリッシュでカラーリングもカッコ良いデザインです。

一瞬、何の容器か判らないほどですね。

この電気蚊取り機は屋内用なので、外では効果がありません。
(夜中なら多少は効果ありかもしれませんが…。)

 

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■蚊が出る場所に行かない

スッキリ-女性

これも当たり前の話ですが、この方法が最も蚊に刺されない方法です。

例えば、某・代々木公園や新宿中央公園など。

緑と水が豊かな場所ですね。

流れの無い水辺や林、森

そういう場所は蚊が大量に発生するので行かないことです。

蚊がいる場所に行かなければ、まず刺されることもありません。

しかし、自宅でも油断はできません。

植木鉢やバケツに雨水が溜まっているだけで、そこから蚊が発生することもあります。

ベランダや庭に置いといた植木鉢やバケツに水が溜まっていたら、蚊の卵だらけになっている可能性があります。

早めに水を捨ててしまいましょう。

しかし、それでも完全ではありません。

一見蚊がいなさそうな都心部のビル群の中に住んでいる人でも、蚊に刺される時は刺されます。

蚊は、人の後を付けてくることがあるからです。

人のにおい(呼気に含まれる二酸化炭素や、皮膚の雑菌から出るにおい物質)に惹かれてくるワケです。

蚊の居る場所を通った人に蚊がつくとします。

刺されるというより、衣服にとりついたり周囲を飛び回られる感じですね。

その人が電車やタクシーなどに乗って都心部へ移動します。

そのままタクシーに蚊が残る、あるいはその人にそのままついていって、駅やオフィスビルなどの建物に入っていきます。

そうなると、本来蚊がいない都心部に蚊があらわれ、人を刺すことになるワケですね。

こうなってしまっては、蚊に刺されない方法は、

外に出るな!

ってことになります。(苦笑)

しかし、それはムリな話。

引きこもりや病気や怪我で動けない人、あるいは入院・収監されている人以外は何らかの理由で外出する用事が必ずあります。

それに、自身が外出しなくても、家族が外出して帰宅した時、外から蚊が入ってくる可能性があります。

そうなったら、もう蚊取り線香か電気蚊取りのお世話になるしかありませんね。

自力で蚊を退治できるなら話は別ですが・・・。

両手でパチン!

っとね。

 

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【番外編】みかんの皮の汁を肌に塗る

みかん-ミカン

みかんをむくと、皮から黄色い汁が出ることがありますよね?

その汁は“柑橘精油”呼ばれていて、強力な虫除け効果があります。

それを肌に塗るのです。

そうすれば一時的ではありますが、蚊などの虫を寄せ付けることがありません。

もちろん、みかんに限らず、オレンジやレモン、ポンカンなどの柑橘系の果物の皮なら何でもOKです。

ただし、柑橘精油は揮発性なので、短時間しか持ちませんし、みかんの皮が数多く要るという欠点があります。

よって、あまり実用的ではありませんね。

虫除けスプレーが無いけど、何とか蚊を寄せ付けたくない場合の応急処置の一つとして覚えておけば良いと思います。

 

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こんなところですね。

蚊に刺されないようにするだけで、嫌な痒みだけでなく、蚊を媒介する伝染病なども予防することができます。

前述した方法の中から、自分の生活に合った方法を選んで実践してみてくださいね。

蚊に刺されなければ、痒くなくて済みますし、蚊が媒介させる恐ろしいウィルス伝染病にもかかることはないのですから。

では、今回はこの辺で。

 

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■関連項目

蚊が原因の病気はこれだ!
蚊に刺されたら、単に痒くなるだけではありません。 蚊は様々な病原菌やウイルスを保菌していることが多いのです。 蚊が持ってくる大抵の病原菌やウイルスは人に無害か軽微な害なので、刺されても痒かっただけで、病気が発生せず気付かないままで済んでいる...