■プロポーズの日ってどんな日?
プロポーズの日とは、結婚の守り神ジュノーが司る6月にプロポーズをして、幸せな結婚にゴールインして欲しいという願いが込められた記念日です。
6月を英語でJuneと書きますが、これはローマ神話に登場する結婚の女神ユーノー(Juno)から来ています。
それ故に、ジューンブライド=6月の花嫁という言葉が誕生し、「6月に結婚すると幸せになれる」と考えられるようになったのです。
プロポーズの日は、そんな故事をもとに制定された記念日と言えるでしょうね。💕
■提唱・制定者は?
プロポーズの日の制定者は、「全日本ブライダル協会」さんです。
制定年は、1994年(平成6年)です。
同協会は、世界的なファッションデザイナーでブライダルファッションの第一人者の桂由美氏が会長を務める一般社団法人さんです。
ブライダルコンサルタントやウェディングプランナーの養成などを行うセミナーを開催しています。
■日付の理由は?
日付は、「ジューンブライド=6月の花嫁は幸せになれる」の故事に基づいて、花嫁が幸せになれる6月の最初の日曜日(第1日曜日)になったそうです。
一般的に日曜日は休みなので、結婚式を開催しやすいという現実的な理由もあるようです。
■日本記念日協会に登録されているの?
プロポーズの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
ちなみに、類似の記念日に「スカイプロポーズの日」(毎月10日)があります。
こちらも日本記念日協会に認定・登録されています。
■ジューンブライド(6月の花嫁)のジューンは女神の名前
前述しましたが、ジューンブライドのジューン(June:6月)は、ローマ神話に登場する、結婚を司る女神ユーノーの名前から来ています。
ユーノーとはラテン語Junoのカタカナ表記で、英語ではジューノやジューノウと発音します。
このことから、6月の英語表記がJuneな理由がわかりますね。
ちなみに、ユーノーはギリシャ神話の女神ヘラ(大神ゼウスの妻)と同一視されています。
また、ユーノーの夫のユーピテルは、英語でジュピターと発音し、ギリシャ神話のゼウスと同一視されています。
こんなところですね。
結婚自体は素晴らしい習慣だと思いますし、したい人はどんどん結婚すればいいと思います。
しかしながら、結婚してない人間を差別したり偏見の目で見たりする傾向が日本の社会全般にあるのはいただけませんね。
結婚していようがいまいが、人を平等に扱うような社会になって欲しいですね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目