疲れていることを表現する言葉として
“くたくた”と“へとへと”がありますよね。
例えば、こんなセリフ、
「あー疲れた、もうヘトヘトで動けない」
「今日は一日中外回りで、もうクタクタだよ」
なんてフレーズ、
どこかで聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
どちらも、かなり疲れている時に使われる表現ですが、
具体的にどう違うんでしょうか?
今回は、くたくたとへとへとの違いについて調べてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■具体的にどう違うのか?
“くたくた”と“へとへと”の違いとは、
ズバリ、
疲れの程度の違い
です。
くたくたとは、かなり疲れた状態ではあるものの、
立ち上がれない程ではなく、
少し休憩すればまた動けるようになる
程度の疲れ具合です。
一方、へとへとは、
すぐに立ち上がることが困難な程、
疲れきっている状態
を示します。
その疲れ具合は、
椅子やソファーが無ければ
床や地面に倒れてしまう程疲れ切っている
という、シリアスな感じです。
恐らく、スムーズな会話もままならないでしょうね。
数時間の休息が必要だと言えるでしょう。
まとめると、
- くたくた=少し休憩すれば回復する疲労
- へとへと=立ち上がれない程の疲労
ということです。
正しい意味を追求していくと、明らかな違いがあります。
まあ、実際には“へとへと”と“くたくた”を混同して使っている人がかなり多いんじゃないでしょうか。
まあ、どちらも、とても疲れている時に使う表現ですからね。
使い方の間違いに気付いたとしても、特に突っ込む必要は無いと思います。
ちなみに、似たような表現で“へろへろ”という言葉がありますが、これは「力が無く、弱弱しい」という意味で使われます。
確かに、疲れている人は体力が落ちているので、へろへろだとも言えなくないです。
しかし、へろへろというのは、
「外見的にも内面的にも弱弱しい」
ことを指します。
なので、へとへとやくたくたとは根本的に違う表現だと思っていいのです。
では、今回はこの辺で。