ある日のトレンド検索で、気になった急上昇キーワードがありました。
そのキーワードは
“怒殺”
「んー?!どんな意味?」
「そもそも何て読むんだよ?」
皆さんのそんな言葉が聞こえてきそうですね。
今回は、その“怒殺”について
チェックして考察してみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■怒殺の読み
読みは“どさつ”でいいと思います。
怒(ど)+殺(さつ)で“どさつ”です。
実はこの言葉、辞書には載ってない造語なので、正しい読み自体が決まっていません。
なので、そのまま漢字のとおりの読みで良いと私は判断したわけです。
■怒殺の意味
怒殺の意味は、私の中では
- 怒りにまかせた殺意
または
- 殺したくなるほど怒っている
と解釈しています。
文字の意味をそのまま解釈すると
必然的にそんな意味にとれるのです。
かつて、怒りを表す言葉に
“激おこぷんぷん丸”などという
流行りの表現がありました。
正直な話、“激おこぷんぷん丸”よりも、“怒殺”の方がよっぽど分りやすい言葉なんじゃないでしょうか?
皆さんもそう思いませんか?
LINEなどのコミュニケーションアプリでは、スタンプなどで豊かな感情表現をすることができますね。
そんなアプリを使用する上で怒りの感情を伝えるには、ヘタなスタンプよりも“怒殺”の一言で十分伝わると思います。
まあ、怒殺のレベルまで怒っていたら、LINEなんか切っちゃう可能性の方が高いかもしれませんけどね。^^;
■怒殺の由来
そもそも、怒殺という言葉の由来は、
女性お笑い芸人の大久保佳代子さんの元彼がぶちキレた時に書いた言葉。
彼女の部屋の白い壁に、スプレーで“怒殺”と書いてあったそうです。
キレた理由は、大久保さんが元彼の傘を勝手に使ったから。
勝手に使ったのは確かだが、ワザとではなく、間違えて使っただけ。
たったそれだけのことでキレて壁にスプレーで文字を書く男。
とにかくキレやすく、すぐに暴力を振るうDV男子だったらしい。
自分の頭に浮かんだ文字を、そのまま怒りにまかせて書いたんでしょうね。
だから“怒殺”。
ヤンキーや暴走族顔負けの造語ぶりだと思います。
大久保さんの元彼の昔の写真をチェックしてみたいですね。
さて、こうして書けば書くほど味わい(?)が出てくる“怒殺”という言葉。
個人的にはとても気に入りました。
これからは、本気で怒った時は、この言葉を使ってみようと思います。
まあ、相手に意味が通じるかどうかは相手次第、運次第ですけどね。^^;
では、今回はこの辺で。