11月19日は「いい育児の日」です。
いい育児の日とは、親が自分の子育てを振り返り、家庭を大事にし、健全な子育てのために行動を起こす日です。
また、子どもの成長と子育てを社会全体で応援する機運を高めるという狙いもあります。
いい育児の日を11月19日とした理由は、語呂合わせです。
11月の11と19日の19で「いい(11)いく(19)じ」というワケですね。
2017年5月に「日本創生のための将来世代応援知事同盟」によって制定され、現在日本記念日協会に登録されている正式な記念日です。
(同盟の名前が長いので覚えにくいですね。3~4文字のイニシャルにして欲しいです。)
(例えば、NSODとか…。)
この同盟が2017年5月20日に開催した「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinとくしま」において、長野県が「いい育児の日」を提案したことがきっかけで、他の同盟県が追随する形で制定されました。
■育児に行き詰まりと孤独を感じる現状の打破
少子化の原因は様々ですが、
誰にも頼れない→周囲から孤立化→育児に行き詰まり
といった「ワンオペ子育て」や「孤育て(孤独な子育て)」が発生しやすくなっているのが現状です。
そういった現状を打破するには、
- 親が自分の子育てを振り返る(見直す)こと
- 地域や行政が子育て中のパパママをサポートすること
の両方が大事なのです。
それを訴え、実践していこうと行動する日こそが「いい育児の日」なのです。
■日本創生のための将来世代応援知事同盟の構成
「日本創生のための将来世代応援知事同盟」は、以下の18県によって構成されています。
(同盟結成時は17県で、現在は鹿児島県が加わり18県となっています。)
知事同盟の県一覧(2021年11月現在)
- 岩手県
- 宮城県
- 福島県
- 長野県
- 三重県
- 滋賀県
- 鳥取県
- 岡山県
- 広島県
- 山口県
- 徳島県
- 高知県
- 宮崎県
- 茨城県
- 福井県
- 山梨県
- 島根県
- 鹿児島県
いずれも、人口が少なめの県が多いですね。
こんなところですね。
こどもは、人間の未来そのものです。
故に育児は、家庭だけでなく、自治体や国にとって非常に重要な事項です。
子育てには大変な労力が必要になります。
なので、ママだけに育児をさせるのはダメですね。
地域や国全体でサポートする必要があります。
話は少子化問題にズレますが…。
現実問題として、育児にはお金が必要です。
成人するまでに、様々なことでお金が必要になってきます。
正直な話、子供の学費や医療費を全て無料にでもしないと、子育てなんてやってられない状態の家庭も多いはずなのです。
故に、「子供は1人だけ」「子供はいらない」「子供いらないから結婚しない」といった悪循環が生まれるのです。
少子化問題に歯止めをかけたいのなら、政治と法律による金銭面の直接的なサポートが必要です。
(多分、財源確保が難しいので実践が難しいのでしょうが…。)
では、今回はこの辺で。
■関連項目
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