ポンプなどで汲み上げた
溶存鉱物質(ミネラルなど)を含んだ地下水
のこと。
湧き出ている泉の水ではなく、あくまでも地下に存在する水である。
鉱水は、飲料水として、日本のミネラルウォーターの原材料に使われることが多い。
読み方が「こうすい」なので、読みが同じの硬水と勘違いされることがあるが、実際には、汲み上げた場所によっては鉱水は軟水になることもある。
・鉱泉水とは?
鉱水に似た表記の水に「鉱泉水」(こうせんすい)がある。
鉱泉水は、「25℃以下の自噴泉として湧き出した状態の鉱水を摂取したもの」のことである。
つまり、鉱水と鉱泉水の違いは、「地下から汲み上げている」か、「湧き出した水を摂取したか」の違いである。
ちなみに、25℃以上の湧き水は「温泉」扱いとなるため、鉱泉水とは温度によって明確に分けられている。
(温泉法第2条)
出典:一般社団法人日本ミネラルウォーター協会 | ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン
関連項目