ボランティア活動家の
尾畠春夫(おばた はるお)さん
を指す言葉のこと。
2018年8月、山口県大島郡周防大島町家房で3日間行方不明になっていた2歳の男児を尾畠さんがわずか30分で救出したことから、マスコミによって数日にわたり大きく報道されて話題となった。
(後日、山口県警から感謝状を贈られている。)
それを切っ掛けに、尾畠さんがボランティア活動家であり、長年にわたって様々なボランティア活動をしていることが判明した。
(新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨など、主だった災害には必ずボランティアとして参加していた。)
また、尾畠さんの信条は、
- 自己完結
(助けられる側からの援助や施しは受けない) - 酒を飲まない
- 言葉に気をつける
(暑い、寒いなど、自身の辛さを口にしない)
などといった、救助される側のことを第一に考えたボランティアの鑑ともいえるものであった。
しかも、その信条を一貫した姿勢で貫いていた。
そんな尾畠さんのことを知ったマスコミは、尊敬の念を込めて「スーパーボランティア」と名付けた。
そのため、当時の検索エンジンのキーワードランキングで、スーパーボランティアが上位にランクインした経緯があった。
また、2018年度の流行語大賞にノミネートされ、10位以内にランクインした。
尾畠さんのようなボランティア活動家こそ「本物のヒーロー」と言っても過言ではない。
ちなみに、尾畠さん本人は、
自身をスーパーボランティアとは思っていない。
(流行語大賞の授賞式に尾畠さんは現れなかった。)
尾畠さんの経歴やボランティア活動歴に関してはWikipediaが詳しいので、是非そちらを見て欲しい。
関連項目
なし