実は、12月2日はビフィズス菌の日だったんですね!
食べ物系の記念日が多い中、細菌の記念日があったなんて驚きです。
まあ、ビフィズス菌はヨーグルトなどの健康食品の中に入っているので、食べ物とは無関係ではありませんが。(笑)
このビフィズス菌の日を制定したのは、有名な大企業の江崎グリコ株式会社です。
ビフィズス菌は、人体の腸内で健康的に作用する善玉菌なので、ビフィズス菌入りの健康食品を食べてもらって、健康を維持してもらうことを目的として制定したそうです。
ありがたいですね♪
日にちの12月2日は、1899年(明治32年)の12月2日に、フランスのパリの生物学会で「ビフィズス菌の発見」が発表されたことから。
(発見者はフランスのパスツール研究所の小児科医のアンリ・ティシェ氏。)
2016年に日本記念日協会に登録された、正式な記念日です。
■ビフィズス菌とは?
ビフィズス菌は腸内細菌の一種で、Y字またはV字型に分岐した形をしているのが特徴だそうです。
それ故に、ラテン語の「分岐」を表す言葉の「bifid」(ビフィド)が語源となって「ビフィズス菌」と名付けられました。
初発見時は母乳栄養児(乳飲み子)の糞便の中から発見されたとのこと。
また、実際に、健康的な母乳栄養児の腸内細菌の勢力では、ビフィズス菌が極めて優勢だとか。
その理由は、母乳には乳糖やオリゴ糖が含まれていて、それらがビフィズス菌のエネルギー源になっているからだそうです。
そういえば、母から、「母乳で育った子供は健康的で病気になりにくい」と聞いたことがあります。
母乳ってすごいんですね!
また、ビフィズス菌は糖を分解・吸収して、乳酸と酢酸を作り出すので、結果として腸内のpHを大きく低下させる効果があるそうです。
そのため、腸内環境を整える善玉菌としての重要な役割を果たしていると言えますね。
近年では、花粉症等のアレルギー症状の緩和にも間接的に貢献していることがわかったそうです。
人間にとって、優しくて偉大な善玉菌なんですね!
つまり、ヨーグルトなどのビフィズス菌が入った食品を食べることで、腸内でビフィズス菌の絶対数が増え、さらにビフィズス菌のエネルギー源を供給することになるので、健康に繋がるというワケですね。
こんなところですね。
ビフィズス菌のありがたさをしっかりと認識できました。
身体の健康には欠かせない重要な菌であり、摂取するにはヨーグルトを食べるのが一番ということがわかりました。
ビフィズス菌の日は、積極的にヨーグルトを食べようと思います。
まあ、たった1日ヨーグルトを食べたくらいで、腸内環境が改善されて健康になるワケではありませんが、それでも身体にいいものを摂取するのは良いことですからね。
本当に腸内環境を改善して健康でいたいのなら、毎日ヨーグルトを食べることを心掛けないといけませんね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目