■寒天発祥の日ってどんな日?
この日は、京都の伏見が「寒天発祥の地」であることをアピールすることと、寒天の良さを全国に広めることを目的として作られた記念日です。
関連の記念日として、「寒天の日」(2月16日)があります。
■提唱・制定者は?
寒天発祥の日の制定者は、京都市に本部を置く「伏見寒天記念碑を建てる会」さんです。
そのまんまのネーミングですね。(笑)
■日付の理由は?
日付が12月27日の理由は以下のとおりです。
- 寒天の元のトコロテン(心太)が伏見にある島津藩に提供されたのが12月末ごろであること。
- 寒天発祥の地の伏見(伏・見=24・3)から、24+3=27の語呂合わせ。
■日本記念日協会に登録されているの?
寒天発祥の日は、日本記念日協会により認定・登録された正式な記念日です。
登録年は2019年(令和元年)です。
月日は不明です。
■記念碑の設置
「寒天発祥の日」である2020年(令和2年)12月27日に、京都の伏見中学校前に「寒天発祥之地」記念碑が設置されました。
石碑は高さ80cm、横120cm、幅30cmセンチで、「寒天発祥之地 伏見区御駕籠町」と団体のマークが刻まれているそうです。
京都の伏見は、観光地としてあまりにも有名なので、石碑を設置してアピールするには最適だと思います。
■ダイエットに最適な寒天
寒天は、テングサ(天草)やオゴノリなどの紅藻類を原料として作られます。
寒天の歴史は古く、江戸時代前期の京都・伏見にあった旅館「美濃屋」の主人・美濃太郎左衛門が偶然発見したものです。
それを、黄檗山萬福寺を開創した高僧・隠元禅師に試食してもらい、寒中に作られるところから寒天と名付けられたそうです。
寒天はカロリーがゼロに近く、しかも腸内で油や糖分の吸収を妨げる効果があるので、ダイエット食品として最適です♪
また、一度固まった寒天は85℃以上の高温にならないと溶けないので、加工しやすいというメリットがあります。
なので、みつ豆やあんみつ、杏仁豆腐、フルーツポンチなどのカラフルなスイーツに入れられています。
固める前に着色すれば、カラフルな食材として加工も可能です♪
なんとも美味しそうですね♪
加工されたものを食べる分にはいいのですが、家庭内で食材として扱う場合は、加工に手間がかかります。
なので、お湯に浸すなどして麺つゆと混ぜて一緒に食べるといいんじゃないかなと思います。
あと、ラーメンやご飯に混ぜるとか…。
ダイエットになりますしね♪
何はともあれ、食べ物系の記念日は数多くありますが、この寒い時期に寒天の記念日があるなんて思いもよりませんでした。(笑)
その意外性も相まって、寒天の味をより一層楽しめそうですね♪
では、今回はこの辺で。
■関連項目