最終目的(目標)を達成するために
最も必要な手段または課題
のこと。
ここでいう最終目的(目標)とは、経営学用語でいうところのKGIのことであり、KGIを端的に言うと、企業が目指す(当面の)最終目標のことである。
KGIを設定したうえで、初めてCSFが考慮・設定されて実践へと向かう。
例えば、KGIが「今年の市場シェア率を25%から30%へアップする」となると、KGIを達成するために最も必要な手段や課題(CSF)は
- 新商品の開発および宣伝
- リピーターの拡大
- 新規顧客の獲得
- 市場への新規参入妨害
などが挙げられるようになる。
(実際には、上の例のような単純なものではなく、もっと精細で実用的なCSFが考案、設定される。)
つまり、CSFはKGIの内容によって異なってくるため、ケースバイケースとなる。
ちなみに、CSFとは経営学から生まれた言葉であり、英語の
Critical Success Factors
のイニシャルを取って作られている。
日本語に訳すと「主要(重要)成功要因」となる。
CSFは、経営管理手法の一つであるBSC(バランススコアカード)において、KGI(最終目標(目的))、KPI(重要業績評価指標)などと共に使われている言葉である。
関連項目