予後不良とは何なのかわかりやすく解説

予後不良(よごふりょう)には、

の2つの意味がある。

前者の意味の場合は、主に競馬などの競走馬に対して使われる。

競走馬の場合、予後不良に陥ると、薬によって安楽死(殺処分)させられるため、

という図式が成り立つ。

そのため、予後不良という言葉は、安楽死の婉曲(えんきょく)的表現(遠回しに言っている言葉またはオブラートに包んだ表現)として認識されている。

一方で、後者の意味の場合は、
人間に対して使われる医学用語である。

当たり前だが、人間に対して使う場合は、必ずしも安楽死をイメージさせる言葉ではない。

あくまでも、

という意味である。

人に対して予後不良という言葉を使うと、医学的倫理に抵触する恐れがある。

そのため、患者本人と家族などの関係者に対して、誤解が無いよう、十分な配慮が必要になる。

・予後不良で安楽死になった名馬一覧

予後不良で安楽死になった名馬は数多くいるが、
それらの中で特に有名な馬を列記する。