フコキサンチンとは何なのかわかりやすく解説

フコキサンチン(Fucoxanthin)をわかりやすく言うと、

茶色い色素の一種

のこと。

厳密には、褐色の色素

主にワカメ昆布などの海藻に含まれている天然の色素成分である。

フコキサンチンには、脂肪燃焼効果や、がん細胞抑制効果があるという実験結果が出ている。
(ラットやマウスへの実験)

実験に使われたフコキサンチンは、特別に実験用に抽出されて集められたもので、非常に高濃度+高含有だった。(濃度は数十%)

しかし、現実問題として、ワカメや昆布に含まれるフコキサンチンの濃度は、多いモノでも0.1%程度しかない

つまり、チョビッとしかない。(苦笑)

そのため、我々人間がワカメや昆布を普通に食べた程度の含有量と濃度では、脂肪燃焼効果がん細胞抑制効果は全く期待できない

しかしながら、ワカメや昆布は美容と健康に良いとされ、それなりに効用も確認されている。

つまり、美容や健康に良いとされるワカメや昆布の効能は、フコキサンチン以外の効能によってもたらされていることになる。

今後、サプリメントなどの開発で、高濃度+高含有率のフコキサンチン食品が開発されれば、前述のような脂肪燃焼効果やがん細胞抑制効果が期待できるだろう。

 

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