- 終わった感じがする
- 終わりそうな予感がする
- ダメになりそうな雰囲気
ということ。
元の言葉はオワコンであり、
- 終わったコンテンツ
- 終わりそうなコンテンツ
という意味の俗語。
そのオワコンの語尾に“臭”という言葉をつけて、“終わった感じ”や“ダメになりそうな雰囲気”という“落ち目”の意味合いを持たせて使われるようになった。
オワコンは、元々はネットゲームなどで、飽きて過疎化が進んだり、仕様に問題があるなどの理由で、ほとんどプレイされなくなったコンテンツのことを指していた。
それが派生して、芸能人の人気低迷やTV番組の視聴率低下など、ゲームコンテンツ以外のモノに対する“落ち目”の状況を表す言葉としても使われるようになったワケである。
オワコンの主な用法としては、
「D××のア〇〇〇〇ド学園はオワコンだな。」
「ラ○○レ○○○ーの過疎化が酷すぎてオワコン確定。」
などがある。
オワコン臭の場合は、具体的には、
「某アイドルグループの○○はオワコン臭がする。」
「今更インスタするなんて、この○○はオワコン臭がする。」
「このバラエティ番組、芸能人が勝手に騒いでるだけ。オワコン臭がぷんぷんする。」
など。
以上のように、ネガティブな意味合いの俗語でありながら、“落ち目”を表す言葉として意外に使い勝手が良いことから、オワコン臭を知らない人が意味を検索することも多々あった。
そのため、元のオワコンという言葉よりも、“オワコン臭”という派生した言葉の方が検索され、検索キーワードランキングで上位にランクインしたこともある。
2010年代では立派なネットスラングとして、よく活用されていた。