意図的に論点をずらしてはぐらかし、正直に答えない手法
のこと。
名前の“ご飯論法”のきっかけとなったのは、法政大学教授(当時)の上西充子氏のツイート。
かつて、与党の加藤勝信厚生労働大臣(当時)が、裁量労働制や高度プロフェッショナル制度の危険性を国会で野党議員から厳しい追及を受けた際に行った“論点ずらし”を繰り広げた。
それを聞いた当時の法政大学教授の上西充子氏は、2018年5月6日12時58分、国会答弁における与党側の質疑の対応の仕方を揶揄する表現として、“ご飯”を用いてTwitterで批判したことが始まりである。
(ご飯論法と名付けたのは別の人。)
当時の実際のツイートは以下のとおり。
これらのツイート受けて、当時のブロガーであり漫画家でもある紙屋高雪(かみやこうせつ)氏は“ご飯論法”と名付けて紹介した。
それを読んだ上西充子氏は、“ご飯論法”にハッシュタグ#を付けてTwitterで拡散し、数多くリツイートがされた。
そのため、この「ご飯論法」の知名度がネット上で高まり、当時の検索エンジンのキーワードランキングで極一時的ではあるが、上位に食い込むほどの反響があった。
また、2018年度の流行語大賞にノミネートされ、10位以内にランクインした。
関連項目
なし