APPLEのつづりを
1文字ずつ前に戻した言葉
のこと。
転じて、
APPLE(世界的大企業)の一歩先を行く
という意味が込められていると考えられている。
かつて、FM福岡で放送されていたラジオ番組「MORNING JAM」において、2016年10月26日(水)に出題された以下の問題(クイズ)、
“アルファベットで「ZOOKD」と検索すると、コンピューター関連の会社やサービスが色々出てきます。
この「ZOOKD」って何でしょう?”
これが一部で話題となり、
当時の検索キーワードの上位にランキングした。
ちなみに、コンピューター関連のキーワードにHALがあるが、これもIBM(世界的大企業)のつづりを1文字ずつ前に戻した言葉という通説が流れている。
1968年4月に公開された映画「2001年宇宙の旅」で、人工知能AIを供えたコンピューター名はHAL9000。
HAL9000が出す合成音声は、当時のIBM社製のメインフレーム(大型コンピュータ)IBM704によって合成されたもの。
よって、この通説が流れたのは、とても自然な流れと言える。
しかしながら、元々HALとは、映画監督と脚本家が考えた言葉で、“Heuristically programmed ALgorithmic computer”の省略語であった。
ところが、映画のヒットによって、「HALはIBMを1文字ずらした言葉」という通説をIBM側が受け入れて自慢するようになったため、映画監督側は通説を否定しなくなったという経緯があった。
よって、現在では、
通説が真実として認められていることになる。