【あらすじ本舗】BOSS 2ndシーズン 9話

このページには、ドラマ「BOSS 2ndシーズン 9話」のあらすじが書かれています。

ネタバレがありますので、
まだ本作を観たことが無い人は読まない方がいいと思います。

それでも読みたい方は、
ネタバレがあることを納得の上で、
全て自己責任でお読みください。

 

■BOSS 2ndシーズン 9話あらすじ

~~CASE09 最強の殺人者現る~~

大澤絵里子(天海祐希)は、誰かと電話をしていた。
「こちらの準備はできている」と話す相手は、
木元真実(戸田恵梨香)だった。

そんな折、中年の夫婦が刺殺される事件が起こった。

夫婦ともに一撃で殺されていることから、
絵里子は、殺しのプロの犯行だと断定した。

また、夫婦の5歳の娘・愛海(毛利恋子)が
行方不明になっていることもわかった。

片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)とともに夫婦宅を捜索した絵里子は、
キッチンに残された食べかけの料理に引っかかりを感じた。

そんな中、愛海が保護された。

野立信次郎(竹野内豊)は、しばらくの間、対策室で愛海を保護すると発表。

岩井善治(ケンドーコバヤシ)が世話役に任命された。

絵里子は花形一平(溝端淳平)を連れ、
愛海が見つかった公園にやってきた。

すると、そこでひとりの男(坂口憲二)とぶつかった。
男は、落とした買い物袋を拾うと、無言で立ち去った。

一方、黒原理香(成海璃子)の調べで凶器のナイフが、
軍隊などで使用されるものだと判明。

絵里子は、外国人を含めた入国者と、
軍隊や傭兵訓練を受けた者を調べるよう指示した。

同じ頃、田所幸子(長谷川京子)は、
どこかへ電話をかけていた。

そんなとき、中年男性が刺殺、
手口から夫婦殺害と同一犯による犯行だと推定された。

さらに、最近の入国者リストのなかに、
海外の傭兵部隊を除隊した真崎正吾(坂口憲二)という男がいると発覚。

真崎は、絵里子が公園でぶつかったあの男だった。

さらに、3人目の被害者が出た。

殺害された中年男性は5人のボディーガードを連れていたが、
あっけなく殺害されていた。

被害男性は、真崎に襲われることを予期して
ボディーガードを付けていたことから、
絵里子らは、殺害のターゲットが定められていること、
犯行には目的があることを確認した。

その後、理香の調べで、30年前に新潟で起こった一家惨殺事件で、
ひとり生き残った少年が真崎なのでは、との推測がされた。

事件が未解決のまま時効を迎えているため、
真崎は、その実行犯とされる3人の男を殺害した可能性が高まった。

3人を殺害し復讐は果たされたかに思われたが、
真崎はあとひとりの殺人を予告していた。

そのひとりとは愛海なのでは?
と、絵里子らに緊張が走る。

その予想が的中したのか、
公園で岩井と遊んでいた愛海が行方不明になった。

目撃証言から、愛海は真崎といるらしいことが判明。
岩井は責任を感じる。

やがて、野立の尽力で一家惨殺の実行犯3人を束ねていた
塩田(隆大介)という男の存在が浮上。

塩田はその後、別の事件で刑務所に入り、今日出所予定だという。

絵里子は、真崎が狙う最後のひとりは塩田だと確信、
刑務所を出た塩田が帰る自宅へと急行したが、
すでに塩田は連れ去られた後だった。

その頃、真崎は塩田を倉庫に連れ込みナイフで切り付けていた。

塩田は、自分は悪くないと弁明するが、
真崎は聞く耳を持たず、ナイフをふりかざそうとした――。

――その瞬間、絵里子が銃を向けてそれを制止した。

絵里子は、真崎に家族を殺された悲しみ、
苦しみは計り知れないが、生き残った命を
復讐のために使うのは間違っている、と語りかけた。

しかし、復讐のためだけに生きてきた真崎には響かない。

真崎は、再びナイフを振り抜こうとしたとき、愛海が駆け込んできた。

愛海は、拳銃を構える絵里子に、

「おじちゃんをいじめないで」

と真崎の擁護を訴えた。

真崎は、両親に虐待され辛い思いしていた愛海に共感し、
たびたび優しく接し、自分が大好きなココアを与えていたのだ。

それを知る愛海は、真崎をいじめるな、と涙ながらに懇願した。

動揺した真崎は、愛海を連れていけと怒鳴るが、
結局、ナイフを捨ててしまった。

投降した真崎は愛海に真実を語ろうとするが、絵里子から、

「知らなくてもいい信実もある」

と制止された。

そして、連行される時、愛海からどこに行くのと訊かれた真崎は、

「この人たちと、猫の餌を買ってくる…。」

と言い残したのだった。

事件解決後、絵里子は、神妙な面持ちで野立の部屋をノックした。

部屋に入った絵里子が見たのは、
野立の前に立つ真実だった。

懐かしいその姿を認めた絵里子は、
「おかえり」と微笑んだのだった。

 

BOSS 2ndシーズン 10話へ続く

BOSS 2ndシーズン 8話へ戻る

 

目次へ戻る

 


■感想と考察

今回ばかりは最強の相手でしたね!

相手は訓練を受けたプロの殺し屋。
しかし、プロの殺し屋を生んだのは、一家惨殺事件が原因!

凄まじいまでの憎しみの心が生んだ殺人者こそ、
犯罪の被害者だったんですよね。
因果応報というか、憎しみの螺旋と言うか…ねぇ。

しかし、そんな最強の殺人者も、少女の無垢な心の前には
無力だったんですね。

真崎にはまだ、人間の心が残っていたのです。
ちょっとカッコ良過ぎる殺し屋でしたけれどね。(^ ^;

そして、ドラマ終盤になって木元真実が帰ってきましたね!
ということは、黒原理香と役割が被るのではないだろうか?!
どうなってしまうんでしょうね。

 

BOSS 2ndシーズン 10話はこちら

BOSS 2ndシーズン 8話へ戻る

 

目次へ戻る

 

■主な登場人物

・大澤絵里子(天海祐希)
主人公。通称ボス(BOSS)。
警視庁捜査第一課特別犯罪対策室室長。
アメリカでの研修で学んだ交渉術やプロファイリングに精通し、
そこで培ってきた能力と女性ならではの観察眼を駆使した捜査を得意とする。
口癖かつ決め台詞は「事件だから」。ジョージ・クルーニーが好き。
犯罪者には非情でありつつも、心ある罪人には「心」で応える優しさも兼ね備えていた。

・野立信次郎(竹野内豊)
特別犯罪対策室設立の責任者。
最年少昇進記録を更新する程の有能な警察官僚で、
上層部から一目置かれる存在。
女好きでノリが軽く自分本位な性格。
絵里子をおちょくっているが、本当は彼女の事を気にかけている。
ニックネームで人を呼ぶ。合コン好き。

・真崎正吾(坂口憲二)
フランスの傭兵部隊に在籍していた、プロの戦闘技術を持つ男。
真崎正吾は、かつて一家惨殺の憂き目にあった
家族のたった一人の生き残り。
殺した奴らに必ず復讐すると誓いを立てた真崎は、
強くなるための訓練を受け、
ついにはフランスの傭兵部隊で活躍するほどになっていた。
非情の鬼と化していた無慈悲な真崎だったが、
それと同時に、復讐の相手の娘に情けをかけられるという、
良心が残っていた。

 

~~2ndシーズンからの新登場人物~~

・黒原健蔵(西田敏行)
元国家公安委員長。
「黒い月」からの狙撃予告を受けたのを知りながら、
警察のトップ逃げたら国民に合わせる顔が無いと、
避難を勧める絵里子の進言を聞き入れず、
イベントの出席中に被弾した。
(この事件が原因で、特別犯罪対策室は解散。)
その後、国家公安委員長の引退を余儀なくされ、
2年経った今でもその影響で入院生活を送っている。

・黒原理香(成海璃子)
黒原の娘。MITで応用数学を学んでおり、
アメリカのハッキングコンテストで優勝するほど、
パソコンに関して高度な知識を有している。
「保護」の名目で、特別犯罪対策室の預かりとなり、
本格的に事件の捜査に協力するようになった。

・森岡博(大森南朋)
代議士秘書。かつては警視庁捜査一課3係の刑事で、絵里子と野立とは同期だった。

・田所幸子(長谷川京子)
科警研から異動してきた木元の後任の対策室メンバー。
使い物にならないという理由で所長(警視監)に頼まれた野立の口利きで対策室へ異動した。
性格は卑屈で、誰にでも慇懃な態度で接する。

・木元真実(戸田恵梨香)
コンピューター技術と数学の知識に長けた女性警察官。
2年前の事件で新島へ転属になっていた。
事件に巻き込まれて重傷を負っていたが、
無事回復し、特別犯罪対策室に復帰した。

 

目次へ戻る

 

■このドラマの放送日・視聴率

CASE09 最強の殺人者現る
初回放送日:2011年6月16日
視聴率:15.6%

 


 

BOSS 2ndシーズン 10話へ

BOSS 2ndシーズン 8話へ

目次へ戻る

TOPへ戻る

まとめページへ戻る

索引b行へ戻る

サイトトップへ戻る