【あらすじ本舗】BOSS 2ndシーズン 6話

このページには、ドラマ「BOSS 2ndシーズン 6話」のあらすじが書かれています。

ネタバレがありますので、
まだ本作を観たことが無い人は読まない方がいいと思います。

それでも読みたい方は、
ネタバレがあることを納得の上で、
全て自己責任でお読みください。

 

■BOSS 2ndシーズン 6話あらすじ

~~CASE06 消えた銀行強盗~~

片桐(玉山鉄ニ)の女性慣れを訓練するため、
山村(温水洋一)と花形(溝端淳平)は、あるクラブにいた。

そこで、山村は特注のバッチ型録音機を忍ばせ、女性客の会話を録音し、
女性の会話を研究しようとしていた。(盗聴は犯罪です)

そのクラブに、大澤絵里子(天海祐希)と岩井(ケンドーコバヤシ)が駆けつける!
もうすぐ、2PMのパフォーマンスが行なわれるからだ。

黄色い声を出して群がるファンの中、絵里子と岩井は大いにはしゃぎ、
意気投合する2人だった。

次の日、対策室で2PMのように身体を鍛える対策室メンバー。
あきれる絵里子の下へ、電話が一本入る。

それは銀行強盗が入ったという知らせだった!
犯人は人質をとって銀行内に篭城。

しかも、偶然その銀行に来ていた対策室メンバーの田所(長谷川京子)が、
他の客と一緒に人質にとられているという。

警察は既に、銀行をSITに包囲させて突入準備をしていた。

参事官の野立(竹野内豊)は、犯人との交渉役として絵里子を推薦し、
対策室メンバーも現場に急行した。

絵里子の話術によって、犯人は“狼たちの午後”にちなんだ「ソニー」と
相棒の「サル」がいることが判明。
そして、犯人の要求は9億6000万円の現金と輸送のための車。

絵里子の交渉術で、なんとか時間を引き延ばし、
人質に食事を運ばせる約束をとりつけた絵里子は、
山村をピザ屋の店員に化けさせ、ピザの箱に盗聴器を仕掛けさせる作戦に出る。

しかし、即バレてしまい、
銃を向けられた山村はパニくって逃げ出した。

その際に、クラブで盗聴に使おうと
用意していたバッジが偶然転がって、銀行の中に入った。

幸いなことに、強盗も誰も気づいていなかった。

それを知らない絵里子は、自分が人質になると志願し、
ソニーと交渉の後、銀行に入ろうとすると銃声が3発鳴った!

そして、銀行から煙に巻かれた人質が次々と出てきた。
大勢の人質が開放されたが、銀行内にいるはずの犯人は忽然と消え、
そこでは一人の人質が殺害されていた。

犯人が消えたばかりか、銀行からは1円のお金も奪われていなかった。

── 犯人が消えるはずが無い。

地下道へ穴を掘って逃げたという漫画的な山村の発想を尻目に、
絵里子は、人質の中に犯人が紛れていたと判断し、人質全員を事情聴取し、
硝煙反応と声紋をとった。

しかし、誰からも硝煙反応は出ず、
ソニーの声と声紋が一致する人物は一人もいなかった。

どうしたものかと考えた絵里子は、
殺された人質の相原正樹(高杉亘)に視点を向けた。

そして、殺された人質の靴の中敷きから、
ダイヤモンドを数個発見した。
それが銀行の貸し金庫から盗まれたものと判明する。

さらに、相原の交友関係周辺を調べたところ、
16年前のある日を境に、急に羽振りが良くなったという。

しかも「銀行強盗に成功した」などと
飲み仲間に話していたことも判明。

16年前、未解決の銀行強盗事件があった。
野立は権力を使って、その事件の調書を既に拝借していた。

調書によると、当時の銀行強盗の際に人質が一人死んでおり、
その被害者の子供が、本事件の人質の中にいたのだった。

彼の名前は、河村誠(木村了)。

さらに、偶然とはいえ、
銀行内で見つかったバッジが盗聴器であることを
山村から聞いた絵里子は、そのバッジに録音された音声を解析。

声紋を照合したところ、河村のものと一致した。

絵里子は、今回の事件は銀行強盗を装った復讐だと確信し、
改めて調査に乗り出した。

しかし、既に河村は自宅におらず、
黒原理香(成海璃子)の調べによると、
既に海外へ飛ぶ空港券を買っているという。

急いで空港に向かう絵里子。
空港のロビーで河村を発見し、事件の真相を語った。

絵里子の話を聴いた河村は、証拠があるのかという。
絵里子は証拠を示す事ができない。

笑顔で飛行機に乗ろうとロビーを歩いていく河村を、田所が制止した。

証拠を持ってきたのだ!

銀行のゴミ箱を調べたところ、
濡れティッシュと穴のあいたパンフレットが発見され、
パンフレットから河村のDNAと硝煙反応が検出されたのだ。

観念したのか、河村は田所に逮捕された。

そして、上着のポケットから、
ダイヤモンドがいくつか入った袋が発見された。

次の日、銀行員が一人逮捕された。

河村と手を組み、銀行強盗に盗られたと見せかけ、
ダイヤモンドを搾取したからだ。

── その夜、例のクラブで会話する絵里子と野立。

何故、河村が怪しいと思ったのか野立が訊くと、
絵里子は、事情聴取の際の河村の証言が、
田所の証言と食い違っていたからだという。

感心し、納得する野立を尻目に、
絵里子は2PMの楽屋へ向かい、
先に来ていた岩井とボタンつけの勝負を始めた。

以外(?)にも岩井の勝利だった。

 

BOSS 2ndシーズン 7話へ続く

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■感想と考察

今回の事件は、まるでドラマ「相棒」に出てきそうな、
手の混んだ犯罪トリックでしたね。

復讐劇があるところなんかも、よく似ていました。
それを考慮しても、結構面白かったですよ。

しかも今回は、特別ゲストとして、
韓国K-POPの野獣系アイドルグループ「2PM」が登場していました。

2PMの激しいダンスパフォーマンスは素晴らしかったですね!
最後のキメで、シャツをあけ、胸から腹まではだけ出た肉体美は、まさに彫刻のよう。
肉食系の名に恥じないメリハリボディの持ち主達でした。

その激しいダンスと甘いマスクとムキムキの肉体美に、
天海祐希さんも演技を忘れて「キャー」とはしゃいだそうですよ!

日本の女子が黄色い声でキャーキャー騒ぐのも解るというものです。

 

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■主な登場人物

・大澤絵里子(天海祐希)
主人公。通称ボス(BOSS)。
警視庁捜査第一課特別犯罪対策室室長。
アメリカでの研修で学んだ交渉術やプロファイリングに精通し、
そこで培ってきた能力と女性ならではの観察眼を駆使した捜査を得意とする。
口癖かつ決め台詞は「事件だから」。ジョージ・クルーニーが好き。
偶然に助けられたとはいえ、
優れた判断力で銀行強盗事件の真相を導き出した。

・野立信次郎(竹野内豊)
特別犯罪対策室設立の責任者。
最年少昇進記録を更新する程の有能な警察官僚で、
上層部から一目置かれる存在。
女好きでノリが軽く自分本位な性格。
絵里子をおちょくっているが、本当は彼女の事を気にかけている。
ニックネームで人を呼ぶ。合コン好き。

・河村誠(木村了)
銀行強盗に見せかけた殺人事件を実行した。
河村は、実は、16年前に発生した銀行強盗事件の被害者の子供だった。
当時の事件の真相を知った河村は、
復讐のために銀行強盗を引き起こし、
16年前の事件のトリックを真似てダイヤを奪おうとしたのだった。
事件解決後、河村に協力した銀行員はダイヤモンドの着服で逮捕された。
それすらも、河村の計算の内だった。
(協力した銀行員は、かつての銀行強盗の協力者だった。)

 

~~2ndシーズンからの新登場人物~~

・黒原健蔵(西田敏行)
元国家公安委員長。
「黒い月」からの狙撃予告を受けたのを知りながら、
警察のトップ逃げたら国民に合わせる顔が無いと、
避難を勧める絵里子の進言を聞き入れず、
イベントの出席中に被弾した。
(この事件が原因で、特別犯罪対策室は解散。)
その後、国家公安委員長の引退を余儀なくされ、
2年経った今でもその影響で入院生活を送っている。

・黒原理香(成海璃子)
黒原の娘。MITで応用数学を学んでおり、
アメリカのハッキングコンテストで優勝するほど、
パソコンに関して高度な知識を有している。
「保護」の名目で、特別犯罪対策室の預かりとなり、
本格的に事件の捜査に協力するようになった。

・森岡博(大森南朋)
代議士秘書。かつては警視庁捜査一課3係の刑事で、絵里子と野立とは同期だった。

・田所幸子(長谷川京子)
科警研から異動してきた木元の後任の対策室メンバー。
使い物にならないという理由で所長(警視監)に頼まれた野立の口利きで対策室へ異動した。
性格は卑屈で、誰にでも慇懃な態度で接する。

・木元真実(戸田恵梨香)
コンピューター技術と数学の知識に長けた女性警察官。
2年前の事件で新島へ転属になっていた。
事件に巻き込まれて重傷を負っていた。

 

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■このドラマの放送日・視聴率

CASE06 消えた銀行強盗
初回放送日:2011年5月26日
視聴率:14.5%

 


 

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