【あらすじ本舗】失恋保険~告らせ屋~ 7話

このページには、ドラマ「失恋保険~告らせ屋~ 7話」のあらすじが書かれています。
※ドラマの正式名称は「四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険〜告らせ屋〜」

ネタバレがありますので、
まだ本作を観たことが無い人は
読まない方がいいと思います。

それでも読みたい方は、
ネタバレがあることを納得の上で、
全て自己責任でお読みください。

 

■失恋保険~告らせ屋~第7話あらすじ

case:7 宿命 〜血が引き裂く恋

今回「失恋保険」加入のため、
四つ葉神社の地下室を訪れたのは、
なんとルーク(城田優)の妹、香月優希(森カンナ)だった。

彼女が思いを寄せる森修吾(原田龍二)は、
彼女の所属するスタントチームのリーダーであり、
2週間後には渡米し拠点をアメリカに移すという。

加入者が妹であるがゆえ、
この件からは手を引くと決めたルーク。

一切のことをマル(福田沙紀)とトラコに任せるのだった。

マルは占い師に化けて巧みに修吾の素性や
アメリカ行きなどを言い当て、
身近な女性をアメリカの連れて行くと成功するなどと語り、
優希を意識させようとする。

ある日、階段から転がり落ちるスタントの練習をしていた修吾が、
ちょっと失敗して怪我をしそうになる。

それを見た優希は、半泣きで慌てて駆け寄る。

そんな優希に接した修吾は、占い師の言葉を思い出し、

「身近な女か…まさかな」

と、いぶかしむのだった。

ルークと優希…

2千万人に1人の血液型をもつ兄と妹は、
離れ離れに生きることができない宿命を背負っていた。

かつて、妹のためにフィールドワークを辞めて日本に帰ってきたルーク。

にも関わらず、優希はアメリカに行く意思をルークに告げる。

もちろん兄が失恋保険調査員であることは知らずに。

ルークは、マルやトラコでは
優希の告白を成功へと導けないと踏んでいたから
任せたのかも知れない。

優希は、血液型を理由に、
幼い頃から様々なことを制限されてきた。

もうこれ以上、血液型でお互いの人生を
縛り付ける必要はないと考え、
兄から自立し、好きな男と一緒にアメリカについていきたかったのだ。

そんな優希にルークが出した条件とは、

「スタントで絶対にケガをしないと証明しろ」

というものだった。

スタントに怪我はつきもののはず。

ルークの出した条件は、
まず実現不可能な卑怯ともとれるものだった。

しかし、その条件を証明するために、
優希は無謀な行動に出る。

修吾宛に届いたスタント依頼のファックスを読んだあと、
始末してしまったのだ。

後をつけてきていたマルに危険だと止められるが、
優希はマルを縛り上げ、撮影現場へ向かう。

翌朝、事務所に来た修吾は、縛られたマルを発見する。

その頃、優希は女性スタントとして長い階段から
転がり落ちる役を演じようとしていた。

マルから知らされた修吾が慌てて現場に駆けつけるも、
既に遅く、本番はスタートしてしまった。

そして、階段を転がる最中に軌道が逸れ、
優希は重傷を負ってしまう!

優希は救急車で病院に運ばれた。
心配で逸早く駆けつけるマル。
緊急手術が行われ、輸血のためにルークもやって来る。

── 手術は無事成功した。

病院の屋上で、修吾は自分の責任だとルークに謝罪するが、
ルークも逆に自分の言葉の所為だと修吾に謝罪する…。

── 病院のベッドで目が覚める優希。
そばにいたのは修吾だった。

修吾は、看護師から受け取った封筒を優希に渡す。

中には手紙が入っており、そこには

「告白の時間です」

と書かれていた。

優希は、今回の事故を謝罪すると共に、
修吾についてアメリカにいっても
足手まといにならないと証明したかったと語り、
ずっと一緒にいたかった、修吾が好きだと告白する。

修吾は、優希とアメリカに行くことを快く承諾してくれた。

実は、自分の代わりに優希を必ず守って欲しいと
修吾に頼んでいたのだ。

“優希のため”というのはルークのエゴ。

妹を守りたいという気持ちが心の闇となり、
逆に妹の人生を縛り付けてしまっていたのだ。

そして、ルーク自身をも…。

今回の事故で、それを漸く理解できたルークは、
修吾に妹のことを託したのだった。

── 四つ葉神社地下。

トラコが優希が希望した補償内容を確認してみると、
そこには「兄、香月歩のアフリカでのフィールドワーク」と書かれていた。

そう、結局兄妹は、
お互いの人生のことを第一に考えあっていたのだ。

まだ入院中の優希は、見舞いに来たルークに、
退院してもアメリカには行かないと告げる。

今のままだと、アメリカに行っても
修吾の足手まといになってしまうからだ。

ちょっぴり安心のルークに、優希は謝る。

「なんでオレに謝るんだ?」

「さあね」

告白が成功したのはルークのおかげだと、
優希は気付いたのかもしれない…。

 

失恋保険~告らせ屋~ 8話へ続く

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■感想と考察

今回は特殊な話でしたね。

依頼者だけでなく、ルーク自身が自分の気持ちと決着をつけましたが、
妹が残ることになったので、またシスコンの気が出てしまうかもしれませんね。

まあ、しばらくしたら、
優希は修吾を追いかけていくでしょうね。

 

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■主な登場人物

・香月 歩(かづき あゆむ)29歳 城田優
本編の主人公。四つ葉神社の裏稼業「失恋保険」の調査員。
通称:ルーク
普段は、聖桜大学で動物生態学准教授として講義している。
恋愛心理の達人。貯血の理由は、妹のため。
ボンベイ型という2千万人に1人しかいない、
非常に稀な血液タイプであるため、肉親以外からの輸血はほぼ期待できない。
そのために貯血を繰り返していた。
妹の告白の成功を機に、ルーク自身も妹からの精神的な自立を果たしたようだ。

・丸山 円(まるやま まどか)20歳 福田沙紀
四つ葉神社で巫女のアルバイトをする女子大生。
通称:マル
“センスの良さ”を買われ、トラコに調査員としてスカウトされた。
加入者に対する恋愛工作実行係で、「失恋保険」を都市伝説的に宣伝する担当でもある。
恋愛に関しては現実的だが、初恋に関してはロマンを感じているようだ。
ルークと同じ大学の女子大生だったことが判明!

・戸倉英太郎(とくら えいたろう)40歳 古田新太
四つ葉神社の宮司で、ゲイ。裏稼業として営む「失恋保険」の元締め。
ルークとは、恋愛保険業を立ち上げる前からの知り合い。

 

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■このドラマの放送日

case:7 宿命 〜血が引き裂く恋

初回放送日:2011年5月19日

 


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