【あらすじ本舗】MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~ Episode #7(7話) あらすじ

このページには、ドラマ「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~ Episode #7」のあらすじが書かれています。

ネタバレがありますので、
まだ本作を観たことが無い人は読まない方がいいと思います。

それでも読みたい方は、
ネタバレがあることを納得の上で、
全て自己責任でお読みください。

 

■MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~ Episode#7 あらすじ

駆けつけた倉木(西島秀俊)と他3名は、凄惨な殺害現場を見る。

同時に、誘拐された中島葵美(有村架純)の死体も発見された。

死体の状態から、新谷宏美(池松壮亮)の仕業ではないことは明白だった。

また、新谷宏美と葵美が、現場で拷問を受けていたことが判明。

そして、新谷宏美がすべての記憶を取り戻し、殺し屋の百舌として覚醒したことを4人は知った。

津城(小日向文世)は、この事件を公表せずに隠蔽し、現場から逃走した新谷宏美の行方を秘密裏に追う方針を他の3人に告げた。

記憶を取り戻した新谷宏美が真っ先に行うこと…

それは、ICチップの回収だった。

 

── 新谷宏美は、どこかの道のブロック内に隠していたスポーツクラブのロッカーのカギを回収し、何食わぬ顔でスーツ姿に着替え、別人に変装してスポーツクラブを後にした。

そして、駅のコインロッカー前の防犯カメラに映ったのを最後に、完全に行方をくらませた。

アテナセキュリティの東(長谷川博己)は、部下に新谷宏美の行動をマークさせていたが、以後の全ての防犯カメラに映っていない新谷宏美を探すことは不可能だった。

一方、倉木と大杉(香川照之)たちも、新谷宏美の行方を掴めずにいた。

新谷宏美は、完全に地下に潜った。

 

── その夜、明星美希(真木よう子)は悪夢に魘されていた。

あまりの悪夢と息苦しさに、はっと目を覚ます。

彼女が夢の中で見たのは…ダルマだった。

次の日に仕事から帰宅すると、美希宛に封書が届いていた。

差出人の名前は無い。

早速ハサミで開封し、指紋をつけないように中身を確認すると……

なんと、グラークα作戦の極秘資料のコピーだった!!

また、極秘資料の一部に、美希が夢で見て魘された元凶である「ダルマ」の写真のコピーもあったのだった。

驚愕した美希は、倉木に会うことにした。

 

── 爆発現場の被害者の遺影の前で、2人は待ち合わせた。

美希は倉木に、

「自分は夢でダルマを見たことがある。」

と告白し、倉木にダルマの夢を見たことがあるかどうか訊いた。

倉木は見たことがないという。

美希は、自分宛に届いたグラークα作戦に関する機密文書のコピーを手渡した。

文章の所々が黒く塗りつぶされていたが、塗りつぶされていない文章の中に、倉木の上司の室井(生瀬勝久)の名前を見つけて驚愕した。

 

── 倉木は早速、室井にその資料を突き出して問い詰めた。

グラークα作戦は、かつて室井が指揮をとっていた作戦だったのだ。

極秘任務であったため、多くを語れない室井。

千尋(石田ゆり子)と娘のしずくは、夢で「ダルマ」を見ていた可能性があると倉木から告げられると、作戦の結果の片鱗を少しだけ語り始めた。

作戦に関わった人間の半数が精神を病んだ。

作戦の参加者で、今でも公安に残っている人間はほとんどいない。

死んだ者もいる。

ただ、ダルマの夢を見た人間は、グラークα作戦に参加した人間のごく一部であり、一般市民の中にも見たものがいるため、ダルマとグラークα作戦には直接の因果関係はないというのが室井の見解だった。

話がひと段落すると、室井は倉木をある場所へ誘った。

そこは、何年も意識が戻らない室井の娘の病室だった。

娘に優しく話しかけて、世話をする室井。

室井も、倉木と同様に、身内のために長い間苦しんでいたのだ。

それを知った倉木は、もうこれ以上、室井を問い詰める気がなくなってしまった。

 

── 行方をくらませていた新谷宏美は、かつて通っていた小学校を訪れていた。

殺された葵美が、死ぬ間際に「心残り」だと宏美に語っていた、借りたままのアルバムを返すためだった。

アルバムを受け取った管理作業員の寺門(品川徹)は、新谷宏美を兄の和彦だと思いこんで懐かしがり、昔話を少しした。

「和彦が事ある毎に妹をかばっていた。」

などという話を聞かされ、兄との楽しかった思い出の記憶が宏美の脳裏を駆け巡る。

校庭の隅にあるブランコに乗りながら、宏美はあることを思いだしていた。

「宏美、なぜ百舌の行動が解明されていないかわかるか?」

「ううん、わかんない」

「俺は思うんだ。百舌のはやにえに意味はない。」

「そうなの?」

「ああ、ただそうしたいから、そうしてるんだよ。百舌は本能的に…。」

「そっかぁ」

「そういうのを、“衝動に駆られる”って言うんだ。」

「衝…動…衝動に駆られる…。百舌も私も、衝動に駆られてるんだね。」

 

…優しかった兄はもういない。

 

その夜…新谷宏美は、廃屋と化して閉ざされた生家を訪れた。

子供の頃の懐かしい品々を見て、父を殺した自分をかばってくれたり、殺しの衝動を抑えるために、標的を作ってくれたりした優しい兄の姿を思い出した。

「宏美、お前のことは何があっても俺が守ってやる。」

「うん!」

そして新谷宏美は誓う…。

「ひとり残らず殺す!」

新たな決意を胸に、新谷宏美は生家を後にした。

 

── 大杉は、居酒屋で偶然に津城と出会う。

実際には偶然ではないこと大杉に見抜かれるも、平然とした顔で津城はこう告げた。

「あなたの力で公安警察の闇を暴きませんか?」

 

次の日の午後、大杉は決意を胸に上司の若松警視の前にいた。

大杉は若松警視に辞表を叩きつけ、

「若松警視が公安がらみの陰謀に加担しており、爆発事件を捜査妨害した証拠と理由と、津城警視正が掴んでいる情報を合わせて上層部に内部告発する!」

と啖呵を切って出ていった。

大杉は、出口を出たところで津城と美希が乗った車に合流し、3人で様子を覗っていた。

すると、若松警視が慌てて車に乗って出発するのが見えた。

津城たち3人は、車で後をつけ始めた。

若松警視の乗った車は、都心部を離れて長距離運転に入った。

津城たち3人の尾行が続き、いつしか夜になっていた。

 

── その夜、新谷宏美は高級レストランにいた。

新谷宏美が見つめる先には東がおり、東は会食を楽しんでいた。

東を殺すタイミングを計り、新谷宏美はアイスピックを取り出す。

そこへ、一人の男が突然現れる。

「初めまして、新谷宏美君。」

そう言って新谷宏美の前に座ったのは、倉木だった。

 

倉木は東の殺害を食い止めるため、新谷宏美前に座ったのだった。
(東が死ぬと、事件の全貌が闇に葬られてしまうため。)

いかに身を隠そうとも、新谷宏美が兄の復讐のために東を狙うことはお見通しだったのだ。

なので、東をマークしていれば、自ずと新谷宏美が現れることを読んでいたのだ。

「女装はしないのか?」

倉木のこの一言で、新谷宏美は、自分の素性と東を狙う理由が既にバレていることを知った。

「邪魔するな。兄の仇を討たせろ。」

表情を崩さずに、新谷宏美は倉木を威嚇する。

東は会食の相手とともに席を立ち、立ち去ろうとする。

倉木もテーブルの下で銃を構え、新谷宏美を席から立ち上がらせないように威嚇する。

「あきらめろ。」

東が店を出るために、こちらに近づいてくる。

標的が異なる2人の殺意が交錯する。

一触即発の瞬間、東は2人の存在に気づいていたかのようにニヤリと笑い、どこかへ電話をし、そのまま立ち去った。

 

── 東を殺すチャンスを邪魔された新谷宏美だったが、倉木に激怒することもなく、意外にも冷静にアイスピックを閉った。

他愛のない会話がきっかけで、2人はお互いの身の上話を始めた。

公安殺し屋

対極に位置する者同士が、“身内を失って心が空っぽ”という共通の心理状態に置かれていることを知ると、奇妙なシンパシーが2人の間に生まれた。

話が爆発事件のことに及ぶ。

倉木は、新谷宏美のペースに合わせて会話を進めた。
(新谷宏美は、他人のペースで話すことを極端に嫌うため。)

爆発事件当時の新谷宏美の行動が、本人の口から克明に語られる。

倉木は、爆弾を仕掛けたのが新谷宏美だと思っていたが、実は違っていた。

爆弾を筧(田中要次)のカバンに入れたのは、筧と一緒にいた謎の女だという。

新谷宏美は、東の依頼で筧を殺害するために女装して追っていたが、自分も爆発に巻き込まれてしまったのだ。

その時、謎の女が筧のカバンに入れたものが、爆弾だったことを悟ったのだった。

新谷宏美は、ボロボロの服のまま、自分の手で殺し損ねたバラバラになった筧の死体をあさり、ICチップを入手したのだった。
(そのボロボロの姿を、爆発現場にいた小さい女の子が見ていて、カウンセリングの時に絵に描いたのである。)

その証拠として、新谷宏美は、ICチップと縁が焼け焦げた5枚の写真の存在を倉木に見せた。

写真の1枚には、カバンに爆弾を入れた謎の女の顔が写っているという。

倉木は、カバンに爆弾を入れた謎の女の写真を見せろと言った。

千尋を死に追いやった謎の女の顔を一刻も早く知りたかったのだ。

自分のペースで話せたことに感謝した新谷宏美は、爆発事件当時のことを再度解説しながら、5枚の写真を倉木の前へ出した。

倉木は、女が写っている写真をゆっくりと手に取る。

そして、その女の顔を見て驚愕した。

新谷宏美は、倉木に、

「知り合いなのか?」

と尋ねるが、写真を凝視したまま微動だにしなかった。

「おい、聞いてるのか? 知り合いなのか?」

しばらくして、

「…知り合いだ…。」

と答えた。

新谷宏美は、「それが謎の女の正体だ」と言い残し、その場から姿を消した。

倉木が気づいた時、もう新谷宏美の姿はどこにもなかった。

その写真に写っている謎の女の正体は…

 

…なんと、死んだ倉木の妻の千尋だった。

あまりに驚愕な真実に、倉木は再び、千尋が写った写真を凝視するしかなかった…。

 

MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~ Episode#8へ続く

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■感想と考察

なんと、爆発事件の原因となった爆弾を仕掛けたのは、爆発に巻き込まれて死んだ千尋本人だった。

一つの真実が浮かび上がってくると、更なる謎も浮かび上がる。

  • なぜ、こんなことになったのか?
  • 爆弾を仕掛けたやつから、なぜ千尋は遠くに逃げなかったのか?
  • グラークα作戦に参加していた千尋に、一体なにがあったのか?
  • ダルマとグラークα作戦との因果関係は?

謎は深まるばかりであり、次回に期待したいところである。

 

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■主な登場人物

倉木尚武(西島秀俊)
公安の警察官。爆発事件で妻を失う。
事件の真相を知るべく、公安の枠を超えて行動する。
新谷和彦は既に死んでおり、弟の新谷宏美が本物の殺し屋であることを知る。
その後、行方をくらました新谷宏美を追って、東(長谷川博己)のいるレストランで新谷宏美と会合し、東を殺そうとする新谷宏美を抑えて止まらせた。
その後、新谷宏美から、謎の女の正体が千尋であることを写真で教えられ、その事実に驚愕した。

大杉良太(香川照之)
警視庁捜査第一課の刑事。
爆発事件を解決しようと躍起になっている。
津城警視正の誘いを受けて、若松警視に辞表を叩きつけ、若松警視が公安がらみの陰謀に加担しており、爆発事件を捜査妨害した証拠と理由と、津城警視正が掴んでいる情報を合わせて上層部に内部告発すると啖呵を切った。

明星美希(真木よう子)
倉木と同じく公安の警察官。
今は津城の指示で動いている。
倉木、大杉らと同盟を結び、行動を開始する。
倉木に、自分も夢の中でダルマを見たことがあると告白し、自分宛に郵送されてきたグラークα作戦の機密文書のコピーを倉木に渡した。

倉木千尋(石田ゆり子)
倉木の妻で元公安警察官。
グラークαという謎の作戦に参加後、退職していたことがわかった。
晩年は精神的に病んでいた模様。
生んだ娘は倉木の子供ではなかった。
倉木を異常なまでに愛し欲していた。
爆発事件の被害者であり、実は実行犯でもあった。
なぜ爆弾を筧(田中要次)のカバンに入れたのかは不明。

新谷和彦(池松壮亮)
プロの殺し屋と思われていたが、
実際には殺しの請負だけだった。
殺しの衝動を抑えきれなくなった弟のために、プロの殺し屋としての役割を弟に与え、自身は請負人として活動した。
依頼者へは自分が殺し屋本人だと思わせ、宏美の存在を隠していた。
実は第1話で崖から落ちて既に死亡していた。

新谷宏美(池松壮亮)
本当のプロの殺し屋。
和彦の一卵性双生児の弟。
女装癖がある。
崖から落ちた兄を助けようとして自分も海へ転落し、記憶を失う。
全ての記憶を取り戻した宏美は、東を殺害するために姿をくらまし、高級レストランで食事をする東の近くの席へ客として現れたが、倉木によって邪魔される。
しかしながら、倉木とお互いにある種の共感を得たのか、あの爆発事件の際に何があったのかを倉木に伝え、謎の女が写った写真を倉木に渡して、再び姿をくらました。

筧俊三(田中要次)
爆弾入りのカバンを持っていた男。
爆発でバラバラになった。
実はパラサイトネットの日本支部の幹部。
新谷宏美の標的になっていたが、千尋の仕掛けた爆弾によってバラバラにされたため、結果的に筧の持つICチップは新谷宏美の手に渡った。

東和夫(長谷川博乙)
アテナセキュリティの役員。
今回の事件の主犯的存在。
ICチップを手に入れようと様々な命令を下す。
ICチップを持つ新谷宏美が行方を完全にくらましたが、特に気にする様子もなく、高級レストランで会食を楽しんでいた。
しかし、倉木や新谷宏美が、自分を追って高級レストランに来ていたことを既に知っていた感がある。

津城俊輔(小日向文世)
警察庁警務局所属の警視正。
特別監察官の権限を持つ。
既に公安の闇の部分に関わる人物を特定しており、大杉刑事の協力を得て、若松警視が謎の人物に会うために動き出すのを待っていた。

 

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■このドラマの放送日・視聴率

Episode #7
倉木VS百舌 謎の女の正体がついに衝撃の真実
初回放送日:2014年5月22日
視聴率:8.7%

 


 

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