女子高校生を利用して
お金を稼ぐビジネス
のこと。
JKとは、女子のJと高校生のK、それぞれのイニシャルを合わせた造語。
(ちなみにJCは女子中学生)
女子高校生をアルバイトとして雇うこと自体は、雇用形態として一般的に普及している。
しかし、JKビジネスが問題視されるのは、
女子高生に対するワイセツ行為、またはそれに準ずる行為に発展する可能性が高い
からである。
それらの行為は、例えJK本人の同意があったとしても、児童福祉法や自治体の条例に抵触する可能性があるため、犯罪として立件されることもしばしばある。
・具体的なサービス内容
JKビジネスの具体的なサービス内容として、以下のものが挙げられる。
- 女子高生の下半身(主にスカートの中)を
鏡の反射などの細工で間接的に見れる。 - 個室で二人きりで話ができる。
- 個室で添い寝してくれる。
- デート→ホテル
など。
客に直接身体を触らせるような卑猥なサービスはしなくても、下半身が見えるような視覚的なサービスを提供したケースがある。
(具体的には、女子高生のスカートの中が見えるように細工する。)
また、個室で二人きりでおしゃべりしたり、添い寝したりするサービスの場合、客から求められてワイセツ行為に発展することもあるため、JKビジネス自体が非常に問題視されている。
なお、女子高生とデートするタイプのビジネスの場合、デートの後のホテル行きは、
女子高生の判断に任されていることが多い。
(ホテルでの行為の後に客からもらえるお金は、全部女子高生のものになることがほとんどなので、お金が欲しい女子高生は文句をあまり言わない。)
そのため、店側から余程の客との行為強要が無いかぎり、女子高生からの被害届が少なく、摘発が難しい。
・摘発の理由と現状
本来、未成年者を雇う業者が摘発されるのは労働基準法違反が主な理由である。
しかし、JKビジネス業者の場合は、
- 児童福祉法違反
- 各自治体の条例違反
が主な理由となる。
(内容によっては、労働基準法違反の場合もある)
未成年の女子高校生たちの処遇は、
逮捕ではなく”保護”という形になる。
逮捕されて処罰されるのは業者だけ。
むしろ、女子高生側には高い時給に惹かれ
「割のいいバイト」
と割り切ってやっている者もいる。
普通にアルバイトするよりも、時給がかなり高額だからだ。
更に、カラーコピーなどで実に巧妙に作られた偽造身分証明書が偽造グループの手によって未成年の女子の手に渡っているという。
それを利用して二十歳以上だと偽って、JKビジネス業者側に雇われる女子高生もいる。
偽造グループと未成年女子との間で利害が一致しているため、このようなモノが流通してしまう。
以上のことから、
JKビジネスをめぐる問題の根はかなり深いと問題視されている。
・摘発された業者名
「みんなの作業所くりおね」
「アキバ観光」
「jk作業所」
など多数。
ニュースにこそならないが、
JKビジネスで摘発されている業者は後を絶たない。