ネット上でワザと炎上させ、
アクセスを増やして集客につなげる手法
である。
例えば、閲覧されるだけで収入に繋がるタイプのネット広告を、自分が運営するサイトや
ブログなどに独自に貼っている場合、アクセスさえ集まれば収入に繋がることになる。
つまり、アクセス集めたもん勝ち状態となる。
そのため、ワザと人から批判を浴びるような話題提供を、意図的にそのサイトやブログで行うことで、閲覧者の怒りや批判を買い、ワザと煽って“炎上”させる。
すると、それがネット上で拡散されるので、野次馬根性などで見に来る人が増え、アクセスが加速度的に増えていくというワケである。
あるいは、SNSや動画サイトなどのソーシャルメディアで煽って炎上させることで注目を集め、そこに自サイトのURLをリンクとして貼り付けておけば、興味本位でそのサイトを見に来る人も出てくる。
また、自身の知名度を上げることが収入に関わってくる職業の人物(芸能人・著名人等)が、売名目的でソーシャルメディアでワザと炎上を起こし、マスコミなどから注目を浴びようとするのも炎上商法の一つである。
しかし、こういった売名目的の炎上商法はネット上においては激しく嫌われており、かえって評判を落としてしまうことも十分にある。
一時的にアクセスを集められるという点においては、炎上商法は有効な方法かのように思えるが、自身の評判を落としてしまい、後が続かなくなるという諸刃の剣の側面がある点を見過ごしてはならない。
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