レトロゲームをわかりやすく言うと、
主に発売から20年以上経過したゲーム
またはゲーム機
のこと。
略して「レゲー」とも言う。
(そのため、音楽ジャンルのレゲエと混同されることもある。)
ここで言うゲームとは、家庭用ゲーム機のテレビゲーム、ゲームセンターなどにあったビデオゲーム、PCのゲームソフトといった電子的なゲームのことを指し、ボードゲームやカードゲームといった非電子的なゲームに関してはレトロゲームとして扱われることは少ない。
・レトロゲームの定義
レトロゲームの定義は、明確に定められているわけではない。
しかしながら、大体、以下のような条件または目安を持っている。
- リリース(発売)から20年以上経過。
- そのゲームのプラットフォーム(ゲーム機本体やPC本体、筐体)が生産終了になっている。
(例:ファミコン、メガドライブ、PCエンジン、セガサターン、プレイステーション、アーケード版の筐体や基盤など) - そのゲームの販売(開発)会社が既に存在しない、または別の社名となっている。
(目安としては弱い条件であるが…。)
20年以上という年数は、あくまでもレトロゲームの目安の一つであり、定義として確定している要素ではないが、少なくとも昨今において「レトロゲーム」と呼ばれるゲームは、発売から20年以上経過しているものがほとんどである。
特に、ファミリーコンピュータ以前の家庭用ゲーム機(カセットビジョン等)は、完全にレトロ扱いとなっている。
◆リメイク版の扱い
リメイク版のゲームは、元のゲームがレトロであっても、レトロゲームから除外される傾向にある。
例えば、ファミコン版のドラクエⅠは完全にレトロゲームだが、別のプラットフォーム(PS4、Switchなど)でリリースされたリメイク版のドラクエⅠはグラフィックや音源等が一新・洗練されており、レトロゲームというよりは、懐ゲー(懐かしのゲーム)として扱われる傾向が強い。
しかし、リメイク版であっても、リリースから20年以上経過しているゲームソフトは、レトロゲームの扱いになっている。
関連項目
なし