インスタ映えを邪魔する要素が入った少し残念な写真
のこと。
例えば、美しい花壇の写真に、犬のフンが映り込んでしまっている写真など。
写真の大部分はインスタ映えなのだが、その“映え”を半減させてしまうような、足を引っ張っている要素が映り込んだ写真を言う。
この言葉は、インスタ映えの対義語として生まれた言葉で、生みの親は芸能人の木下優樹菜さん。
この言葉が生まれた発端は、2018年1月3日に写真投稿SNSのインスタグラムにアップされた、木下優樹菜さん夫婦が露天風呂に入っている写真。
インスタ映えしそうな水着姿の木下優樹菜さんの隣に、髪がぐちゃぐちゃで締まらない表情のフジモンこと、藤本敏史氏が映っていた。
しかも、投稿者の木下優樹菜さん自身が、
- 「旦那がインスタ映えの邪魔をする」
- 「インスタ萎えフジモン」
などというハッシュタグを設定しており、写真のミスマッチを前面に押し立てていた。
そのため、“インスタ萎え”というキーワードがインスタ内でかなりの勢いで拡散され、ネットでも話題になった。
その影響からか、当時の検索エンジンの検索キーワードランキングで“インスタ萎え”が上位に食い込んだ。
その時のあまりの拡散の勢いに、
「2018年度の流行語大賞にノミネートされるのではないか?」
と、まことしやかに囁かれていたが、実際にはノミネートされることはなかった。
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