自分でやる
(自分で作る)
という意味の言葉である。
このDIYという言葉は、主に、
- 日曜大工
- 自作パソコン
などで使われる。
DIYの言葉の用法例として、
「戸棚をDIYで作った。」
「このパソコン、DIYだぜ!」
「私の趣味はDIYで家具を作ることです。」
「へ~、DIYしたんだ!」
などが挙げられる。
要するにDIYは、自分で日用品などを作るということである。
DIYという言葉の語源は、
英語の Do it yourself 。
このフレーズを単語に分解し、その頭文字をとって作られた。
・DIYを行う理由
DIYを行う主な理由として、
- 安く済む
- 自分または家族のライフスタイルに
合ったものを作れる - 自分専用のオリジナルのものを作れる
- 達成感がある
などがある。
しかしながら、DIYでモノを作ろうとすると、かえって高くつくこともしばしばある。
素材(パーツ)が割高なケースもあるからだ。
普通に売られているモノを買った方が遥かに安く、しかも完成度が高いこともあるのだ。
そんな商品があるのに、わざわざDIYでモノづくりをするとなると、もう、自己満足の世界でしかない。
まあ、自分のライフスタイルに合ったモノを自分で作るのなら、多少高くついても文句は無いのだろうが…。
・DIYパソコン(自作PC)
DIYでパソコンを作る人もいる。
いわゆる自作PCである。
自作PCといっても、あくまでもパソコンのパーツを買ってきて自分で組み立て、OSをインストールするレベルのもの。
パソコンのパーツまで、自分で作る(開発する)レベルではない。
2000年代前半では、自作でパソコンを組み立てることによって、非常に安上がりに作ることができた。
しかし、現代ではパソコン自体が昔と比べて価格が安い傾向にある。
中古のPCをリストアして、
現代の用途に見合った性能に引き上げ、安価に売られているケースもある。
そのため、自分でパソコンをDIYすると、かえって高くついてしまう方が多い。
しかも、自作パソコンは、当然のことながら、サポートの対象外、つまり“自己責任”で管理、運用していかなくてはならない。
自分の気に入った性能で不具合も出ないのであれば、自作PCは大いに魅力的であるが、高くついた挙句、不具合が多い場合は、目も当てられない結果になってしまう。
サポートや保証を考慮に入れるなら、大手メーカーのパソコンを買った方が無難だろう。