災害精神保健医療情報支援システム
のこと。
文字通り、DPAT(ディーパット)を支援するためのシステムである。
Disaster Mental Health Information Support System
のイニシャルを取って名付けられた。
DMHISSは基本的に、インターネットを利用して主に以下の活動が行われる。
- DPATの派遣要請
- DPATの活動記録
- 被災地の情報提供
- 期間終了時の次のチームへの引継ぎ
ただし、災害の規模が大きく、現地でのインターネット接続が困難な場合は、衛星携帯電話システムを介して接続を行う。
そのため、現地でのDPATとの情報のやり取りが、災害そのものによって阻害されることはない。
DPATの情報収集能力の高さの理由は、DMHISSの存在があってこそである。
ちなみに、DMHISSの運営は、災害時こころの情報支援センター※に一任されている。
(※国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所)
関連項目