特定の機能を提供する
小さなアプリケーション
のこと。
ウィジェット自体は主体のプログラムではなく、あくまでもウェブサイトの中に埋め込まれたり、アプリケーションに付随される機能の一つである。
例えば、ウェブサイトのサイドバーなどに小さく表示される、天気予報、気温、ニュース、カレンダー、時計などがウィジェットである。
他には、デスクトップやスマートフォンのホーム画面に、前述の機能が表示されたりすることがある。
ちなみに、最も基本的なウィジェットは、時計機能である。
スマホのホーム画面やPCのタスクバーの端に表示される現在時刻や曜日は、OSに組み込まれた基本的なウィジェット機能によるものである。
・「一手間が省ける」利便性と視認性の向上
本来なら、知りたい情報を得るためには、検索エンジンを用いる必要があるが、PCのデスクトップ画面やスマホのホーム画面にウィジェットの機能を表示させることで、知りたい情報を検索する手間が省ける。
例えば、天気予報のウィジェットをホーム画面に表示することで、気象情報を素早く確認することができる。
また、ニュースのウィジェットをウェブページに埋め込むことで、ユーザーに最新のニュース情報を提供することが可能になる。
以上のように、ウィジェットは、ユーザーの利便性を向上させる役割を担っている。
ただし、情報を表示するからには、視認性とデザイン性も考慮に入れないといけない。
それ故に、ウェブサイトやアプリケーションのデザインにも間接的に影響を与えることになる。
ウィジェットの視認性とデザインが優れている場合、それを埋め込んでいるウェブサイトやアプリケーションは魅力的なものとなり、ユーザーの利便性が更に向上することに繋がる。
・高い汎用性とカスタマイズ
ウィジェットは、JavaScriptやHTML、CSSなどのウェブ技術を用いて作られることが多いため、開発者が自由にカスタマイズすることが可能。
そのため、ウィジェットはユーザーの要望に合わせて機能やデザインを改良するための技術的アプローチの敷居が低く、扱いやすい。
これにより、より機能的で使いやすい、便利なウィジェットが生まれることにつながっている。
関連項目
なし