生活に必要な生命線
という意味を表す言葉である。
(英語(Life Line)の直訳では、普通に“生命線”という意味である。)
ライフラインの具体的な例を挙げると、
- 電気
- ガス
- 水道
がそうである。
また、上記以外にも、
- 通信手段
(電話、インターネット等) - 上下水道
- 交通
などもライフラインの一つに挙げられることがある。
確かに、ITが発達した情報化社会では、インターネットも生活に必要不可欠なライフラインと言えるだろう。
上記のライフラインは、生活インフラとも言うことができる。
日本では、1995年1月に発生した阪神淡路大震災以降の災害において、危機管理の一環としてライフラインの復旧の重要性が問われるようになった。
また、2011年3月に発生した東日本大震災の影響で、ライフラインという言葉が日本に大きく広まることとなった。
ちなみに、登山などに使う命綱や、戦場などの紛争地帯に補給物資を送るための補給ルートもライフラインと呼ぶ。
いずれも、現地の人の命を繋ぐ“生命線“という意味では変わらないが、本項のライフラインとは用途が違うので注意が必要である。
関連項目