鼻マスクとは何なのかわかりやすく解説

鼻マスクをわかりやすく言うと、

鼻が出た状態マスクをすること

を意味する呼称である。

マスコミ報道によって、口にしかマスクを被せていない人を指すために、自然発生的に出た言葉。

本来のマスクの着け方は、鼻と口の両方をマスクで被せるのが一般的である。

だが、「息苦しい」などの理由で鼻を出した状態でマスクをする人も少なからず存在する。

「鼻マスク」自体に違法性は無いものの、ウイルスや微細菌等が蔓延している時期などにおいては、社会通念上「口と鼻の両方にしっかりとマスクを被せるように正しく着ける」のがベストであり、マナーである。

しかしながら、やはり違法ではないため、社会通念やマナーを守らない人を罰することはできず、守る側の人たちとの間で、何らかのトラブルが起きることもある。

2021年9月21日、大分県臼杵市において決算委員会会議が行われた際に、当時の市会議員の若林純一氏が、鼻を出した状態でマスクをしており、そのことを委員長から数度にわたって指摘されても直さなかったため、氏の発言が認められず、問答の末に氏は委員会会議から退出した。
(この後、氏は法的手段を検討するとマスコミに語った。)

若林氏は、過去にも「ノーマスク状態でワクチン停止のチラシを配布した」といった問題を起こしていた。

こういったマナー違反から、別の問題(違法行為)が発生するケースは他にもある。

過去に話題となったケースでは、2020年9月に、飛行機の機内でマスク着用をCAから促されたが拒否した男がトラブルを起こし、威力業務妨害・傷害・航空法違反容疑で逮捕され、起訴されたことがあった。
(男の名前は奥野淳也(当時34歳)。)

この男はその後の2021年5月6日、千葉県館山市内の飲食店で、マスク着用拒否で再びトラブルを起こし、店員や駆けつけた警察官への暴行などによって現行犯逮捕された。
(前回の逮捕時は大学職員だったが、この件での逮捕時は無職。)

◆正しくは「鼻出しマスク」「口マスク」か?!

鼻マスクとは、鼻を出して口だけにマスクを被せている状態であるため、「鼻マスク」という呼称よりも、むしろ「鼻出しマスク」や「口マスク」と言った方が、言葉の意味的には正しいと言える。

まあ、言い易さに着目するなら「鼻マスク」と言った方が確かに言い易いとも言える。
(鼻を出してマスクしている人が見える場所にいる場合、分かりやすさも増す。)


関連項目

なし


 

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