インターネット上で話題を広める
または
インターネット上で一気に話題が広がる
こと。
ここで言う“インターネット上”とは、TwitterやInstagramなどの巨大SNSを指すことが多い。
これらのSNSを通じて、特定の話題について多人数が意見交換したり噂したりすることで、一気にネット上で情報が拡散することを“バズる”言う。
近年では、ネット上で話題になっているモノの情報源は、ほとんどの場合は、これらの巨大SNS内での投稿が発端となっている。
(一部の芸能人の場合は、自サイトまたは自ブログでの投稿が発端となることがあるが。)
特にTwitterでは、フォロワー数が多ければ多い程話題の拡散が容易く行えるため、バズることによって注目を集めて集客しようとするバズマーケティング業者も多数存在する。
・バズるの語源
バズるの語源は、英語のbuzz (バズ)から来ている。
buzzの意味は
- 「蜂などの羽虫がブンブン飛ぶ音」
である。
その意味が「大勢の人のざわめき」や「機械のうなり音」などと派生することもある。
その英語のbuzzに、日本語の動詞形「~る」をプラスして出来上がった造語が“バズる”である。
・“バズる”は、いつから使われた?
バズるという言葉が使われだしたのは、大体、2005年の11月頃から。
2013年の8月頃からネット上での認知度が徐々に高まり始めた。
バズるはあくまでも造語であり、使われ方がネットスラングに近い状態で、一般的には認知度が低く、大きな拡散は見られなかった。
しかし、2020年頃に、新型コロナウイルスの蔓延で外出規制や自粛が社会的に広まったことの影響により、ネットの利用者数が増え、それに伴って“バズる”という言葉の認知度が一気に高まった。
関連項目