特別公演
のこと。
そもそも、ガラショーの“ガラ”はフランス語。
スペルは gala と書き、意味は、
- 「公的な催し」
- 「祝祭」
- 「祝賀会」
- 「特別なパーティ」
など。
ガラショーの“ショー”は、ご存じ英語のshow。
つまり、見世物。
以上のことから、ガラショーは、
- 特別で公的な見世物=特別公演
という意味になる。
フランス語と英語がくっついて出来た言葉である。
以前は、ガラコンサート(記念祝賀音楽会)という言葉で“ガラ”が使われていたが、2010年代くらいから、ガラショーという言葉で少しずつ使われるようになった。
そして、2017年10月25日に、当時の韓国首相のイ・ナギョン(李 洛淵)氏が、日本政府に対して「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックガラショー」を提案した。
この提案は、韓国の元フィギュアスケート選手のキム・ヨナさんと、日本のフィギュアスケーターの浅田真央さんの2人を、ピョンチャンオリンピックで競演させようというもの。
この提案は日本において大きな話題となり、
「スポーツを政治に利用しようとしている」
「引退した選手を引っ張り出さなければならないほど、ピョンチャンオリンピックは盛り上がりが低いのか」
「困った時だけ、日本の力を借りようとして意地汚い」
などと、ネット上で物議を醸した。
故に、ガラショーというキーワードが大手の検索エンジンで数多く検索され、当時の検索キーワードランキングで上位に食い込んだ。
良くも悪くも、ガラショーという言葉の認知度は高まったため、以降、よく使われるようになった言葉であることは確かである。