【あらすじ本舗】機動戦士ガンダム 第6話あらすじ

このページには、テレビアニメ「機動戦士ガンダム 第6話」のあらすじが書かれています。

ネタバレがありますので、
まだ本作を観たことが無い人は読まない方がいいと思います。

それでも読みたい方は、
ネタバレがあることを納得の上で、
全て自己責任でお読みください。

 

■機動戦士ガンダム第6話あらすじ

第6話 ガルマ出撃す

 

大気圏を突入してきたシャアのコムサイは、
ガルマが指揮するガウ攻撃空母に収容された。

旧知の友人どうしが久しぶりに顔を合わせた。

「よう、シャア!君らしくもないな。連邦軍の船1隻にてこずって…。」

「言うなよガルマ。いや、地球方面軍指令、ガルマ・ザビ大佐とお呼びすればいいかな?」

「士官学校時代のガルマでいいよ」

2人は、ホワイトベースを確認しながらも、
歓談するかのように話をする。

あの“赤い彗星”が仕留められなかった船であり、
大気圏突入をそのままやってのけた艦であることを
シャアはガルマに伝えた。

「ああ、その点から推測する戦闘力を今計算させている。君はゲリラ争闘作戦から引き続きだったんだろ?休みたまえ。」

「お言葉に甘えよう。しかし、ジオン十字勲章ものであることは保障しよう。」

「ありがとう、これで私を一人前にさせてくれて。
姉に対しても私の男を上げさせようという心遣いだよ…。」

その“男らしくも士官らしくもない”ガルマの言葉を聞いて、
シャアは思わず笑いだしてしまった。

「笑うなよ、兵が見ている…。」

 

─── 一方、ホワイトベースのクルーたちは、
敵の出方を見るために第一戦闘配備で待機していた。

ハヤトは戦闘シュミレーションをし、
カイがそれを茶化すと、タイミングよく
セイラがやってきてカイを諫めるのだった。

そして、ジオン軍の攻撃が開始された。

リード中尉は、アムロをガンダムで出撃させるように言うが、
ブライトは連戦で疲労が溜まっているアムロを
出撃させることに反対した。

結局、状況を察したアムロは出撃を承諾した。

ガンダムは空中戦用の機体ではないので、
ハヤトの案でガンタンクで敵を攻撃することになった。

ガンダムのコアファイターはガンタンクへ換装され、
ブライトは、残りのコアファイター2機は迎撃用員として残すよう指示し、
リード中尉に確認をとる。

「で、よろしいですね?」

「突破できるんだな?」

ブライトはリードに聞こえないように
小声でつぶやいた。

「わかるものか…」

 

─── アムロとハヤトは出撃前に作戦について
通信で話し合っていた。

ハヤトの提案は、ホワイトベースから離れて
敵を引き付けて戦力を分散させようという作戦内容だった。

しかし、アムロは、ホワイトベースを守れなくなる恐れがあると反対し、
ハヤトには敵を1機でも多く撃ち落とせばいいと言った。

そして、ガンタンクはホワイトベースから出撃し、
早速、敵の戦闘機ドップを砲撃で撃ち落とした!

ガンタンクの砲撃の威力に驚くジオン兵パイロット!

一方、ホワイトベースは、山岳を盾に飛行するが、
敵の地上部隊による攻撃が開始されたため、
空中と地上の二重攻撃にさらされることになってしまった!

リード中尉は後退を指示するが、
ブライトは逆に主砲でマゼラアタックを砲撃するように指示した。

「貴様、後退せんのか!?」

「ホワイトベースに関して言えば、初めて扱うあなたより我々のほうがなれています」

「貴様!軍規違反で…」

「敵の包囲網を突破してごらんにいれればいいのでしょう?」

「……よかろう」

ブライトの指示で、ケガをしていた砲手の代わりに、
カイとセイラが主砲の砲座に着いた。

二人の砲撃は、マゼラアタックに見事に命中!

驚く負傷砲手。

ガンタンクも善戦するが、
小回りが利きにくいガンタンクは苦戦する。

その時、ブライトから通信が入り、
アムロはガンダムに乗り換えて出撃して欲しいという。

「了解です。ガンタンクはカイかセイラさんに操作させてください。
セイラさんならできるはずです。」

乗り換えのため、ガンタンクはホワイトベースに帰還した。

アムロはカイと交代し、リュウはコア・ファイターで出動。

アムロは急いでガンダムに乗り込み発進しようとするが、
ガンタンク発進まで待つように、セイラから諫められてしまう。

 

─── 一方、ガンタンクもV作戦のモビルスーツの一つだと
情報を得たガルマは、ガウ攻撃空母から3機のザクを出撃させた。

ガルマの采配ぶりをシャアとドレンが観戦する。

「ガルマが苦戦して当然さ。
我々が二度ならず機密とりに失敗した理由を彼が証明してくれている。
しかも我々以上の戦力でな。」

つまり、シャアの部隊以上の戦力で攻めても
戦果を挙げられないことが、ガルマによって証明されれば、
ドズル中将の誤解も解けるということになる。

シャアはドレンに、ガルマがモビルスーツに乗ったかどうか尋ねたが、
答えはノーだった。

シャアは心の奥底でほくそ笑む。

「(そうか、ガルマは乗らなかったか…。
彼がガンダムと戦って死ぬも良し、危ういところを私が出て救うも良し、
…と思っていたがな。)」

 

─── そして、ようやくガンダムの発進の時が来た!

カタパルトから勢いよく発進するも、
初めての重力下での操縦に、アムロはてこずってしまう。

「うっ!落ちるっ!!」

しかし、すぐに立て直して無事に着地し、
リュウのコアファイターを追尾するドップをバルカン砲で撃破した。

そして、マゼラアタックやマゼラトップを
ビームライフルで次々に撃破!

更に、3機のザクのうちの1機を、
ビームライフルで撃ちぬいて撃破した!!

ビームライフルの威力に怯んだザクのパイロットだったが、
すぐに戦車部隊を指揮して巧みなフォーメーションを展開させる。

圧倒的な攻撃がガンダムに浴びせられ、
ガンダム自体はダメージを受けないものの、
アムロは衝撃で気を失いかけてしまう!!

そんなピンチの時、アムロはハヤトの言葉
「敵の戦力を分散させる」を思い出した。

意を決したアムロは、
ガンダム自らが囮になるかのように動かし、
ビームライフルとシールドを捨てて
ビームサーベルを抜いて格闘戦を挑んだ!!

叫び声をあげながら、ガンダムを操縦してザクに向かっていく!

ザクを突き飛ばしてマゼラアタックに激突させで撃破!!

さらに、ビームサーベルで次々とマゼラアタックを切り裂いていく!!

あまりの無双ぶりに、マゼラアタックは後退し始める。

そして、3機目のザクを十文字に切り裂き、
さらに進軍するガンダム!!

その姿を見たハヤトは感動し、
ガンタンクでガンダムの援護射撃を続けた。

アムロは半ば正気を失っており、
次々と敵を撃破していった。

地上部隊は後退し、機動部隊も退散していった。

その後も、敵の残がいを切り続け、
ビームサーベルのエネルギーが切れたところで
アムロは正気にもどり、戦闘が終わったことに気づいた。

 

─── ガルマは敵の戦力を眼前で見て思う。

「見ただろ?敵の威力を…。私はあれを無傷で手に入れたい。
あれは今度の大戦の戦略を大きく塗り替える戦力だ。
が、やつらを大陸から一歩も出すな!
私の監視の目の中に泳がせておけ。私は必ず仕留める!」

 

─── ホワイトベースは、山沿いに大陸に入るルートを選ばざるを得なかった。

ジオン軍の包囲網のこともあるが、
何より、大陸には連邦軍の地下組織が点在しており、
助力を得られるかもしれないからだ。

そして、ガンダムが帰還する。

アムロは疲れきっていた…。

セイラやカイ、リュウたちがアムロに声をかけるも、
アムロは眼中に無い様子だった。

アムロはそのまま自室に入り、
ベッドに倒れ込んだ。

 

─── その頃、シャアはシャワーを浴びていた。

そこにはガルマも同室していた。

「シャア。なぜあの機密のすごさを教えてくれなかったのか?」

「言ったさ。ジオン十字勲章ものだとな。次のチャンスを狙っているんだろ?」

「ああ、ぬかりはない。」

「俺も強力する。君の手助けができるのは嬉しいものだ。」

「助かる。君の力を得れば百人力だ。これでキシリア姉さんにも実力を示すことができる。」

ガルマは姉のキシリアの部下にあたるため、
キシリアは直属の上司ということになる。

「シャア」

「なんだ?」

「私は良い友を持った…。」

「水臭いな、ハハハ。」

ガルマは部屋を後にした。

そこへ、シャアがタオルで頭を拭きながら出てくる。

口元は軽い笑みで歪み、その眼光はとても鋭かった。

 

─── ホワイトベースはガルマの監視下に置かれながら、
北米大陸を進む。

その足取りは、どこか重そうだった。

 

 

機動戦士ガンダム 第7話へ続く

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■主な登場人物

◆地球連邦側◆

アムロ・レイ(CV:古谷 徹)
主人公。ガンダムのパイロット。
機械いじりの好きな少年として、
サイド7ではそこそこ有名な少年だった。
6話では、指揮の混乱に振り回されるが、
ハヤトのアイデアを実行してジオンの地上部隊を見事に撃破し、
撤退にまで追い込むことができた。
しかし、サイド7からの連戦続きで、
精神的な疲れがモロに出てきてしまった。

フラウ・ボウ(CV:鵜飼 るみ子)
アムロのガールフレンド。
避難民の1人としてホワイトベースに乗ることになり、
怪我人の手当てや行方不明者の捜索、子供たちの世話などをした。
6話では、ろくに休息できないアムロを心配し、
栄養ドリンクを渡すなどしてフォローにまわった。

セイラ・マス(CV:井上 瑤)
南欧のマス家の令嬢。美人で気丈。
礼儀正しく勇敢で行動派。
3話から通信士として活躍。
6話では、通信士としてだけでなく主砲も担当し、
見事に敵に命中させるという砲手顔負けの活躍を見せた。

ミライ・ヤシマ(CV:白石 冬美)
ヤシマ重工社長令嬢。育ちが良く、温和で気さく。
家庭的な一面も覗かせる一行の「お袋さん」的存在。
2話からホワイトベースの操縦士として活躍した。
6話では、見事な操艦で大気圏突入をやってのけたが、
シャアの攻撃を回避しているうちに、意図せず軌道をずらされてしまった。

ハヤト・コバヤシ(CV:鈴木 清信)
アムロのお向かいさん家の息子。柔道が得意。
避難民の1人としてホワイトベースに乗ることになる。
何気に銃の扱いや通信機器の操作も上手い、器用な男の子。
6話では、アムロとともにガンタンクで出撃。
しかし、敵の地上部隊が多数出現してきたので一時帰還し、
アムロと交代したカイとガンタンクで再出撃した。

カイ・シデン(CV:古川登志夫)
サイド7に住んでいた“スレた”皮肉屋の青年。
6話では、主砲の砲手をつとめ、
後にアムロと交代でガンタンクに乗り、敵と交戦した。

ブライト・ノア(CV:鈴置 洋孝)
地球連邦軍の士官候補生の1人で、士官学校を出て半年の新人。
階級は少尉。地球生まれ、地球育ちのエリート。
登場当初からホワイトベースの乗組員だった。
パオロ艦長の代理としてホワイトベースで指揮をとり始めた。
5話以降は、リード中尉の補佐役として行動するが、
事実上のホワイトベースの指揮官となっていた。
6話では、リード中尉と反目しつつも、
戦況を考えて指揮をとっていた。
しかし、次から次へと変わる戦況に対応が遅れ、
指示が後手に回ることが多かった。

リード(CV:玄田 哲章)
地球連邦軍の軍人の1人。階級は中尉。
自身の乗った大気圏突入カプセルが大気圏突入直前にザクの急襲を受けて被弾。
その際に軽傷を負う。
また、大気圏突入カプセルが突入能力を失ったため、
ホワイトベースの後部ハッチから着艦。
以後、ホワイトベースの名目上の指揮官となるも、
実質的には補佐役のブライトが指揮官となっていた。
5話の「軍法会議ものだぞ!」はリード中尉の器量の無さと
無能さを露骨に示した名(迷)台詞である。

リュウ・ホセイ(CV:飯塚 昭三)
地球連邦軍の軍人の1人でパイロット候補生の新人。
階級は少尉。話のわかる軍人で、現実主義者。
アムロやハヤトたちの理解者となっていく。
6話では、コアファイターで出撃するが、
目立った戦果は劇中では描かれていない。

 


 

◆ジオン公国軍側◆

シャア・アズナブル(CV:池田 秀一)
ジオン公国軍の士官の1人。階級は少佐。
赤い彗星と呼ばれ、連邦軍から恐れられている。
連邦軍のV作戦をキャッチし、ホワイトベースを追撃する。
6話においては、上官であり友人でもあるガルマ・ザビ大佐の
ガウ攻撃空母に着艦し、束の間の休息をとりつつも
ガルマの戦いぶりを観戦していた。

ドレン(CV:永井 一郎)
ジオン公国軍の士官の1人。階級は少尉。
シャアの副官。
6話では、中盤にシャアの会話に付き合う感じで、チョロッとだけ登場。

ガルマ・ザビ(CV:森 功至)
ジオン公国ザビ家の4男。ジオン公国軍地球方面軍司令で、
北米に拠点を置いている。階級は大佐。6話が初登場。
直属の上司である姉のキシリア・ザビ少将から目をかけられているが、
逆にそれを子供扱いだと感じており、
とにかく早く、一人前の男として認められたいと
手柄を立てることに意気込んでいる。

6話では、ホワイトベースに空中と地上の両方から攻撃を仕掛けるが、
ガンダムの活躍によって地上部隊を撤退に追い込まれ、
初戦で大きな損害を出してしまった。
あまりの戦闘能力の高さに驚いたガルマは、
シャアにそのことを言わなかったことを問いただすが、
「言ったさ。ジオン十字勲章ものだとな」
という返事しか返ってこなかった。

 

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■主なモビルスーツなど

注意!公式設定がころころ変わるので、
数年後には違うデータになるかもしれません。
そのあたりを、予めご了承願います。

◆地球連邦側◆

ガンダム RX-78-02
全高:18m 本体重量:43.4t
ジェネレーター出力:1380kW
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
スラスター総推力:55500kg
センサー有効半径:5700m

武装(第6話時まで)
頭部60mmバルカン砲2門
ビームサーベル2本
スーパーナパーム弾
ビームライフル
ハイパーバズーカ
ガンダムハンマー

解説
地球連邦軍の極秘作戦「V作戦」で開発されたモビルスーツのひとつ。
機動戦士ガンダムの主人公アムロ・レイの搭乗機体。
ザクマシンガンの直撃を受け付けない装甲を持ち、
格闘戦においても、シャア専用ザクから数度にわたり攻撃を受けたが、
ガンダムにダメージは無かった。
マゼラアタックの砲撃にも耐えていた。
第6話終了時点で、ザクIIを3機、マゼラアタック×4
マゼラトップ×2、ドップ×3を撃破。
撃破合計数:19
合計内訳:ザクII×9 ザクI×1 マゼラアタック×4
マゼラトップ×2 ドップ×3

マゼラアタックはマゼラベース(車体)とマゼラトップ(飛行砲台)で1台の戦車ですが、
両方同時に撃破されているもののみをマゼラアタックとして勘定しています。
別々に撃破されているものは、それぞれで勘定しています。

 

ガンキャノン RX-77
全高:17.5m 本体重量:51t
ジェネレーター出力:1380kW
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
スラスター総推力:51800kg
センサー有効半径:6000m

解説
地球連邦軍の極秘作戦「V作戦」で開発されたモビルスーツのひとつ。
1機のみがホワイトベースに収容された。他の部品は焼却処分。
第6話の時点では未使用。

 

ガンタンク RX-75
全高:15m 本体重量:56t
ジェネレーター出力:878kW
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
スラスター総推力:88000kg
センサー有効半径:6000m

解説
地球連邦軍の極秘作戦「V作戦」で開発されたモビルスーツのひとつ。
戦車の延長上のモビルスーツで、
2足歩行ではなくキャタピラで移動する。
1機のみがホワイトベースに収容された。
第3話で初出撃し、敵の補給艦パプアを砲撃し撃沈した。
6話で、本格的な砲撃戦闘を繰り広げ、
戦車を遥かにしのぐ圧倒的な破壊力を見せた。
撃破合計数:3
合計内訳:パプア補給艦×1 ドップ×2

 

コアファイター FF-X7
全高:3.2m
全長:8.6m
全幅:6.8m
本体重量:8.9t
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
出力:12000馬力
最高速度:マッハ4.8/マッハ3(大気圏内)

武装
4連発対艦ミサイル・ランチャー×2
2連装30mmバルカン砲×2

解説
V作戦で開発された小型の戦闘機。
コアブロックに変形することが可能で、
ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの
コクピット兼脱出ポットとしても使用可能。
6話では出撃するも、戦果の描写なし。

 

ホワイトベース SCV-70(LMSD-71)
全高:93m/97m(艦橋まで83m)
全長:262m/250m
全幅:202.5m/110m/180m(主翼含む)
全備重量:32,000t/68,000t
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
出力:550000馬力
推力:16000t×4×2または32000t×2/550000t
最高速度:マッハ12
有効射程:72km(主砲・地上)

武装
880mm連装砲×2/58cm連装主砲×1
連装メガ粒子砲×2
連装機関砲×18(計36門)
ミサイルランチャー×40(前部24門、後部16門)

解説
地球連邦軍の極秘作戦「V作戦」で建造された、
ペガサス級2番艦(またはホワイトベース級1番艦)。
ジオン軍側からは「木馬」と呼ばれている。
MSを運用することを想定されて建造された連邦軍初の艦艇。
艦種は強襲揚陸艦となっているが、火力は間違いなく宇宙戦艦並であり、
ジオン公国軍を欺くための艦種と考えられる。
推進機関は熱核ジェットおよび熱核ロケットエンジンで、
ミノフスキークラフトと併用することで、大気圏内でも
宇宙空間と同様に航行することが可能となっている。

V作戦で開発された連邦軍モビルスーツを回収するため、
サイド7に入港していたが、ジオン軍の急襲にあったため、
急きょ、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクを1機ずつ収容し、
民間人を救助して脱出した。

6話では、ガルマの機動部隊と地上部隊の猛攻を受けるが、
ガンダムの活躍とブライトの指揮でなんとか切り抜けた。
撃破合計数:2
合計内訳:マゼラン×1 マゼラアタック×1

 

サラミス級宇宙巡洋艦
全高:61.3m
全長:228m
全幅:68.3m
本体重量:12,100t
全備重量:22,000t
推進機関:熱核ロケット・エンジン×1
MS搭載数:4

武装
単装メガ粒子砲×6
連装機銃×6
6連装ミサイルランチャー×2
艦首部2連大型ミサイル発射管×8

解説
地球連邦軍の主力宇宙艦で、艦種はサラミス級宇宙巡洋艦。
通称サラミス。マゼラン級宇宙戦艦ほどの火力はないが、
速射性の高い単装メガ粒子砲と対宙ミサイルを備えた有能な汎用戦闘艦である。
しかし、ミノフスキー粒子の戦術活用によって
レーダーと誘導兵器が無力化されたため、
有視界戦闘において運動性と機動性に優れるMS相手には、ほぼ無力である。

5話ではリード中尉が艦長として乗艦していたが、
リード中尉は大気圏突入カプセルで地球に向かったため、
ルナツーへ帰還した。

 


 

◆ジオン公国軍側◆

ザクII MS-06F
全高:17.5m 本体重量:56.2t
ジェネレーター出力:976kW
装甲材質:超硬スチール合金
スラスター総推力:43300kg
センサー有効半径:3200m

武装(第6話時)
ザク・マシンガン(120mmパワーライフル)
ザクバズーカ
ヒートホーク

解説
ジオン公国軍の汎用型主力モビルスーツ。
通称、量産型ザク。
宇宙空間、重力下のどちらでも行動可能。
一般的にザクと呼ばれるMSは、このタイプのものを指す。
ミノフスキー粒子の発見と活用によって、
レーダーなどの探知機器や誘導兵器が役に立たなくなったため、
有視界ができ、人間のように行動できる機動兵器であるMSを
先んじて開発したジオン公国軍は、
戦力規模で大きく勝る地球連邦軍を圧倒した。
また、ジオンにおいて、今後のMS開発の基礎となったMSでもある。
ガンダムでは、おなじみのやられメカ扱い。

6話においては、3機撃墜された。

 

指揮官用ザクII MS-06S
全高:17.5m 本体重量:56.2t
ジェネレーター出力:976kW
装甲材質:超硬スチール合金
スラスター総推力:51600kg
センサー有効半径:3200m

武装(第6話時)
ザク・マシンガン(120mmパワーライフル)
ザクバズーカ
ヒートホーク

解説
ジオン公国軍の汎用型主力モビルスーツを
指揮官用にチューンナップしたMS。
宇宙空間、重力下のどちらでも行動可能で、
量産型よりも推力を30%アップされており、
通信強化のためにブレードアンテナが頭部に増設されている。
(劇中では通常の3倍のスピードと表現されている)
シャア専用ザクは、指揮官用のザクIIを
パーソナルカラーで全身を赤系の色で塗装している。
そのため、シャアの異名である赤い彗星の由来となった。

6話では、シャアが出撃していないため、未登場。

 

コムサイ
全高:26.4m
全長:37.4m
全幅:29.4m
全備重量:46.6t
推進機関:熱核ロケット・エンジン×2
最高速度:マッハ0.71
MS搭載数:2

武装
バルカン砲×2

解説
ジオン公国軍のスペースシャトル(宇宙往還機)の一種。
ムサイ級宇宙軽巡洋艦の艦首に1隻配備されている。
見た目とは裏腹に高性能で、大気圏突入と離脱の両方が可能。
大型の脱出艇としての役割も担っている。
モビルスーツも2機まで搭載できるというスグレモノである。
ただし、武装はバルカン砲が2門しかないため、
戦闘には不向きである。

6話では、ガルマ・ザビの旗艦であるガウ攻撃空母に着艦した。

 

ガウ
全高:72.4m
全長:147.4m
全幅:159.4m
全備重量:690.4t
動力源:熱核反応炉
推進機関:熱核ジェット・エンジン×18
最高速度:マッハ4
MS搭載数:3
戦闘機搭載数:8(片翼に4機ずつ)

武装
連装メガ粒子砲×3
69センチビーム砲×4
爆弾倉(胴内)
対空機銃

解説
ジオン公国軍の大気圏内用の大型輸送機兼爆撃機。
熱核反応路を動力源とした空中の空母である。
しかし、航空力学を無視したデザインの機体であり、
浮力を得るために、推力の30%を下方ジェットエンジンに
使用しているという、何とも無駄の多い機体である。
それでも、輸送機や爆撃機としては優秀で、
弾道飛行を行い、成層圏ギリギリの高度まで取ることができるため、
大気圏突入カプセルを空中で回収するという大胆な運用も可能である。
5話の終盤が初登場で、以降、ガルマの旗艦として運用されている。

 

ドップ
全高:4.6m(ランディング・ギア含む)
全長:9.2m
全幅:12.1m
全備重量:5.2t
推進機関:化学燃料ジェット・エンジン
最高速度:マッハ3.4

武装
30mm6連装戦闘砲×2
6連装ミサイルランチャー×2
対空ミサイル×4
バルカン砲

解説
ジオン公国軍の大気圏内専用の戦闘機。
ガウと同様に航空力学を無視したデザインの機体であり、
空力の悪さを大推力のエンジンと多数の姿勢制御バーニアでカバーしている。
そのため、速度は速いが燃費が極めて悪く、航続距離が短い。
(つまり、運用には母艦となるガウ攻撃空母のサポートが必要)
ミノフスキー粒子散布環境下の有視界戦闘を前提に設計されており、
コクピットが上方にせり出し、視界が広く取られている。
ジオン軍の典型的なヤラレメカの一つである。
ちなみに、ガルマ専用の別色の機体も存在する。

 

マゼラアタック
全高:13.4m
全長:10.2m
全幅:7.4m
全備重量:62t
動力源:ガスタービン・エンジン
最高速度:120km/h
マゼラ・トップ:300km/h

武装
175mm砲×1
155mm榴弾砲×1
35mm機関砲×3
3連装バルカン砲×1

解説
ジオン公国軍の地上部隊の主力大型戦車。
大型の戦車でありながら、最高速度が120km/hも出るという、
自動車顔負けの速力を持っている。
砲塔部がVTOL機能を持つ飛行ユニットのマゼラトップとして分離、飛翔できる。
(車体部分はマゼラベースと呼ぶ。)
しかし、通常時は砲塔部が外れないように固定しなければならないため、
砲塔を回転できないという戦車らしくない欠点がある。
(つまり、戦車というよりも移動砲台ww)
砲塔が分離して攻撃できるというアイデアは光るものがあるが、
それでもやはり、ジオン軍の典型的なヤラレメカの一つである。
ちなみに、マゼラアタックの砲は取り外しが可能で、
改造を施せば、ザクの射撃武器としても運用可能である。

 

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■このアニメの放送日

第6話 ガルマ出撃す

1979年5月12日

 


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