【あらすじ本舗】BOSS 2ndシーズン 10話

このページには、ドラマ「BOSS 2ndシーズン 10話」のあらすじが書かれています。

ネタバレがありますので、
まだ本作を観たことが無い人は読まない方がいいと思います。

それでも読みたい方は、
ネタバレがあることを納得の上で、
全て自己責任でお読みください。

 

■BOSS 2ndシーズン 10話あらすじ

~~CASE10 動き出す陰謀…~~

大澤絵里子(天海祐希)ら、「対策室」のメンバーは、
世界各国の首脳が出席する環境サミットの警備に参加することが決まった。

そんななか、木元真実(戸田恵梨香)が対策室に復帰。

山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、
岩井善治(ケンドーコバヤシ)らは盛り上がる。

そこへ、事件が起こったと絵里子がやって来た。

殺害されたのは、有名商社勤務の男性で、
自宅マンションの屋上でルームランナーに
仕掛けられた爆弾により爆死したという。

また、その1週間前にも、別の有名商社勤務の男性が
公園で爆死していることもわかった。

絵里子は、この事件が2年前の事件、
国家公安委員長・黒原健蔵(西田敏行)狙撃事件に
関連する可能性があると示唆。

当時、黒原を狙撃したのは、
高倉龍平(反町隆史)が率いるテロ組織「黒い月」だと推測されていたが、
真実らの調べで、それが別の組織の犯行である可能性が高いと判明。

真相を探るため、絵里子は警察の裏金問題に関連がない
新島署に真実を派遣、捜査させていたのだ。

真実は、そこである重要な文書を入手したと言い、
その解析にかかることになった。

さらに、真実は、最近発見された身元不明のふたつの遺体が、
黒い月の幹部に酷似していることも突き止めた。

黒い月と、爆死した男性ふたりが勤務した商社が、
過去に関連があることからも、
絵里子は「爆死事件にも黒い月が関連している可能性がある」と話した。

同じ頃、公園での爆死を調べていた花形に、
監視カメラの映像から照合されたレンタカーの持ち主について連絡が入った。

花形が、「藤森俊夫」と書いたのを見て、
片桐琢磨(玉山鉄二)は息を飲んだ。

それが、交際中の藤森楓(木南晴夏)の父親と思われたからだ。

身元不明の遺体を調べていた真実は、
ふたりの遺留品から高倉の指紋が出た、と絵里子に報告した。

調べが進むうち、爆死したふたりは同じ銀行からの出向で、
同時期に同じ支店にいたことがわかった。

かつて、ふたりは融資部門のやり手で、貸し渋り、
貸しはがしといった手段で、
地元の中小・零細企業を多く倒産や廃業に追い込んでいた。

そのうち事件との関連が推測されたのが、
「桑原工業」と楓の父・俊夫(西岡徳馬)が経営する「藤森機器」だった。

そのふたつの企業も、
銀行の貸しはがしに遭っていたのだ。

片桐と花形は、「桑原工業」の元経営者・桑原武雄(田窪一世)に会いに行くが、
桑原は末期の病気で入院中だった。

そして、花形が藤森に会いに行こうとすると、
片桐があとは自分が調べると言い残し立ち去った。

その頃、爆死事件に関連してスタンガンの購入者リストを
調べていた黒原理香(成海璃子)が、
購入者のなかに藤森がいたことを発見した。

もはや、藤森の関与に疑いがなくなったなか、
片桐は意を決して絵里子にすべてを打ち明けた。

絵里子は、藤森の捜査令状を取り、
山村と岩井が藤森の滞在するホテルへと向かったが、
藤森はホテルを出た後だった。

報告を受けた絵里子は、
「藤森は逃走する前に必ず寄るところがある」と断言。

指示を受けた片桐は、アパートから出てきた楓に声をかけた。

楓は、これから父親とカフェで会うことになっていると話し、
片桐も同席することに。

しかし、約束の時間を過ぎても藤森は現れなかった。

やがて、楓は、片桐に父親にメールを送り逃がしたことを告白。
片桐が刑事であることも父親から聞いていたと言う。

すると、そこに絵里子が現れ、藤森の身柄が確保されたと告げた。

藤森は、病院に桑原を訪ねていたのだ。

絵里子は、事件の首謀者は桑原で、
「藤森はかつての仲間の頼みを聞きいれ、殺人をほう助したのだろう」と説明。

そして、楓も警察に連行されていった。
その姿に、片桐は胸を痛める。

後から絵里子が車で片桐を送った。
「自分は、刑事ですから・・・」

楓からもらったサングラスをかけ、片桐は静かに哭いた…。

その日の夜、絵里子と真実は、
爆死事件が黒い月とは無関係だったことを確認した。

そこへ、野立が来て、

「以前、黒い月が使っていた銃と同じ線条痕が残る遺体が出た」

と報告。

それを聞いた真実は、すぐに遺体の確認に向かった。

そして、その遺体のDNAデータが、
高倉のものと一致することを確認、絵里子に報告した。

そう、既に高倉は殺されており、
何者かが「黒い月」に見せかけた犯行を次々と起こしているのだ!

その頃、バーで酔いつぶれていた片桐の元に、
覚せい剤取締法違反による逮捕状が出たと刑事がやってきた。

また、酔った山村を背負いマンションに戻った岩井の部屋には、
血まみれの男の死体が横たわっていた。

さらに、絵里子までもが、業務上横領の疑いで、
野立の眼前で逮捕された。

一方、夜道を歩いていた花形は、
一緒にいた田所幸子(長谷川京子)に突然撃たれ、道端に倒れこんだ。

銃はサイレンサー着き。

訓練では一発も弾を当てられない田所が、一発で花形を撃ち抜いていた!!

そう、田所はわざと的を外していたのだ!

真っ直ぐな花形は、“一発も的に当てられない”ということを
少しも疑いもしなかったのだ。

すると、そこに森岡博(大森南朋)が現われた。

森岡は、「よくやった」と田所に声をかける。
倒れた花形を無表情で見つめる田所だった…。

 

BOSS 2ndシーズン 11話最終話へ続く

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■感想と考察

片桐はかわいそうでしたが、
終盤の対策室メンバーの一斉逮捕で
かき消されてしまいましたね。

恐らく冤罪と判っていて形だけの逮捕だと思いますが、
それだけで、環境サミットの警備からメンバーを
強制的に外すことができますからね。

それに、野立も責任を取らされる可能性があるので、
動きづらくなっているでしょう。

陰謀は予告どおり、“総理暗殺”なんでしょうか?!
気になるところですね~!(^-^)

 

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■主な登場人物

・大澤絵里子(天海祐希)
主人公。通称ボス(BOSS)。
警視庁捜査第一課特別犯罪対策室室長。
アメリカでの研修で学んだ交渉術やプロファイリングに精通し、
そこで培ってきた能力と女性ならではの観察眼を駆使した捜査を得意とする。
口癖かつ決め台詞は「事件だから」。ジョージ・クルーニーが好き。
事件解決のためには、自らを囮にするという
危険極まりない捜査もこなす度胸を持ち合わせていた。

・野立信次郎(竹野内豊)
特別犯罪対策室設立の責任者。
最年少昇進記録を更新する程の有能な警察官僚で、
上層部から一目置かれる存在。
女好きでノリが軽く自分本位な性格。
絵里子をおちょくっているが、本当は彼女の事を気にかけている。
ニックネームで人を呼ぶ。合コン好き。

・桑原武雄(田窪一世)
静岡の零細企業「桑原工業」の元社長。

・藤森俊夫(西岡徳馬)
静岡にある零細企業「藤森機器」の元社長。

桑原や藤森は被害者の所為で会社を倒産に追い込まれた。
また、桑原は末期の肝硬変を患っており、死ぬ前に被害者に復讐した。
「藤森は、殺人を幇助しただけ。」と桑原は藤森を庇っていた。

 

~~2ndシーズンからの新登場人物~~

・黒原健蔵(西田敏行)
元国家公安委員長。
「黒い月」からの狙撃予告を受けたのを知りながら、
警察のトップ逃げたら国民に合わせる顔が無いと、
避難を勧める絵里子の進言を聞き入れず、
イベントの出席中に被弾した。
(この事件が原因で、特別犯罪対策室は解散。)
その後、国家公安委員長の引退を余儀なくされ、
2年経った今でもその影響で入院生活を送っている。

・黒原理香(成海璃子)
黒原の娘。MITで応用数学を学んでおり、
アメリカのハッキングコンテストで優勝するほど、
パソコンに関して高度な知識を有している。
「保護」の名目で、特別犯罪対策室の預かりとなり、
本格的に事件の捜査に協力するようになった。

・森岡博(大森南朋)
代議士秘書。かつては警視庁捜査一課3係の刑事で、絵里子と野立とは同期だった。
今回、何らかの陰謀に関わっていることが判明した。

・田所幸子(長谷川京子)
科警研から異動してきた木元の後任の対策室メンバー。
使い物にならないという理由で所長(警視監)に頼まれた野立の口利きで対策室へ異動した。
性格は卑屈で、誰にでも慇懃な態度で接する。
今回、森岡と何らかの陰謀に関わっていることが判明した。

・木元真実(戸田恵梨香)
コンピューター技術と数学の知識に長けた女性警察官。
2年前の事件で新島へ転属になっていた。
事件に巻き込まれて重傷を負っていたが、
無事回復し、特別犯罪対策室に復帰した。
実は、回復後、絵里子の密命で2年前の事件について
密かに調査を進めていた。

 

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■このドラマの放送日・視聴率

CASE10 動き出す陰謀…
初回放送日:2011年6月23日
視聴率:13.9%

 


 

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