このページには、
2013年3月30日公開のアニメ映画「ドラゴンボールZ 神と神」のあらすじが書かれています。
ネタバレがありますので、
まだ本作を観たことが無い人は
読まない方がいいと思います。
それでも読みたい方は、
ネタバレがあることを納得の上で、
全て自己責任でお読みください。
宇宙のはるかかなた
界王神界で宇宙の平和が
短いことを憂う新旧界王神の二人。
界王神から北銀河の界王に
極秘のテレパシーが伝えられる。
破壊神ビルスの復活
この宇宙には創造神と破壊神の二人の神が存在する。
ビルスはその一人。
界王のところで居候していた孫悟空は、持ち前の地獄耳で界王と界王神の会話を聞きつけ、界王から破壊神ビルスの話を聞き出した。
まだ見ぬ強敵との戦いの予感に、
孫悟空は胸を高鳴らせるのだった。
目覚めた破壊神ビルスは
付き人ウイスからスーパーサイヤ人の存在を教えられ、さらに予知夢でスーパーサイヤ人ゴッドという存在を見たことを思い出し、それを確かめるべく、孫悟空がいる界王の元へ旅立つのだった。
一方、地球ではブルマの誕生日パーティが開催されていた。
ブルマを筆頭に、
かつての登場人物たちが勢ぞろいしていた。
(べジータは訓練中で離席)
孫悟空だけが来ていないことに
怒り心頭のブルマだった。
孫悟空は約束をすっかり忘れていたことに気付き、ブルマの怒りを畏れていたが、そこにビルスが現れ、スーパーサイヤ人ゴッドの存在を聞かれた。
もちろん、知るワケはない。
界王は失礼の無いように悟空をいさめる。
しかし、悟空はサイヤ人の血が騒いでしまい、ビルスに勝負を挑んでしまう。
スーパーサイヤ人3で意気揚々とビルスに挑むが、たった2発で倒されてしまう。
そのことを界王からテレパシーで聞かされたべジータは、ビルスの存在を思い出す。
そして、突然目の前に現れたビルスを見て、かつての恐怖を思い出したのだった。
焦るべジータを尻目に、
ビルスはブルマの誕生日パーティに参加。
ミスターサタンらと楽しい一時を
過ごしているようにみえた。
一方、ドラゴンボールで若返り過ぎて子供になってしまっていたピラフ大王一味が、パーティ会場に潜入し、ビンゴゲームの景品のドラゴンボールを狙っていた。
そこをトランクスと悟天に見つかるも、
上手くごまかして去る。
その時、トランクスはピラフ大王一味のマイに一目ぼれ。
悟天にガールフレンドだと嘘をついてしまう。
そして、子供たちが巻き起こす余興(本当は余興どころではないのだが)に、ヤムチャや悟飯ら大人たちも笑顔。
そんな中、美味しいプリンを独り占めにしている魔神ブウとビルスが喧嘩になり、ついにバトルが始まってしまう!
圧倒的強さでブウを屠ったビルスは、
取り押さえようとした18号、ピッコロ、悟飯、天津飯を次々と倒す。
それを見てヤバイと思ったべジータは、
覚悟を決めてビルスに戦いを挑むが、あっさり倒されてしまう。
べジータもやられ、
自分の誕生パーティを荒らされたブルマは怒ってビルスにビンタするが、ビルスに殴られて倒れてしまう。
それを見て激怒したべジータは、
悟空以上の力を発揮!
ビルスを驚かせるほどの攻撃を繰り出すが、やはり実力差は歴然。
べジータは倒されてしまった。
気分が晴れないビルスは、
地球を破壊して帰ることにした。
いよいよ地球最期の瞬間が来たと思いきや、そこへ孫悟空が到着。
スーパーサイヤ人ゴッドになれるかもしれないことを条件に、少しの時間だけ思いとどまってもらう。
孫悟空はドラゴンボールで神龍を呼び出し、スーパーサイヤ人ゴッドの存在と作り方を教えてもらう。
5人のサイヤ人と正しき心が1人のサイヤ人宿れば、スーパーサイヤ人ゴッドになれるというのだ。
悟空・べジータ・悟飯・トランクス・悟天
五人のスーパーサイヤ人の心が一つになり、その力が悟空に宿った。
しかし、その力は中途半端。
とてもビルスに対抗できるものではない。
そう、サイヤ人は6人必要なのだ。
しかし、もう一人はどうする?
べジータの弟は宇宙のはるか彼方。
そこでビーデルが告白。
おなかに悟飯の赤ちゃんが宿っていたのだ。
ビーデル(のおなかの赤ちゃん)を含めて6人となり、悟空はスーパーサイヤ人ゴッドになることに成功!
赤い髪と目を持つ孫悟空が誕生した!
そして、全宇宙究極のバトルが始まった。
戦闘のさなか、悟空は言う。
スーパーサイヤ人ゴッドの強さに不満だと。
何故なら、自分一人で到達できない境地だからだ。
しかし、戦闘バカの孫悟空は、ビルスと戦いたいがためにスーパーサイヤ人ゴッドになったのだ。
ビルスと戦闘を繰り広げるも、
悟空の不満は消えない。
ビルスは、そのプライドがある限り自分には勝てないという。
プライドを捨てて戦ったべジータは、悟空よりも強かった。
戦いの最中、なぜか赤い髪と目が消えて普通の黒髪サイヤ人に戻ってしまう。
スーパーサイヤ人ゴッドは時間切れになったのだ。
しかし、その境地を経験し、
吸収した孫悟空はパワーダウンしなかったのだ。
だが、力の差は圧倒的。
ビルスの究極の攻撃が悟空を襲う。
究極の攻撃が悟空ごと地球を押しつぶそうとする。
みんなの心の叫びが、悟空に届く。
悟空は、再びスーパーサイヤ人ゴッドに目覚め、究極の攻撃を消滅させたのだった。
しかし、それでおしまい。
悟空は力尽きてしまった。
驚いたビルスは、
悟空のことが気に入ったのか、
今まで戦った相手の中で、悟空が二番目に強いことを告白した。
じゃあ、一番目は?
実は、付き人のウイスはビルスの師匠だった。
そして、さらに驚くべき情報が。
宇宙は全部で12個あるらしく、
悟空たちがいる宇宙は第7宇宙。
破壊神ビルスは第7宇宙の破壊神だったのだ。
まだまだ強いヤツがいることを悟空に伝えると、地球の岩の一つのみを破壊し、ブルマに謝罪。
そして、またブルマの誕生パーティーに参加してプリンを食べたいことを告げて去っていったのだった。
その後は大団円。
今度、スーパーサイヤ人ゴッドになる時はべジータが優先ということになった。
また、ブルマがビルスに叩かれた時、
本気で怒ったべジータが悟空よりも強かったことを悟空自身が知っていたのは、実は瞬間移動でずいぶん前からブルマのパーティー会場に来ていたからだ。
それを知ったブルマは怒り心頭。
来ていたのに皆を助けようとしなかったことに腹を立て、ブルマの鋭いビンタが悟空にお見舞いされるのだった♪
終わり
■考察
ピラフ大王の一味の再登場。
誰もが忘れていたキャラの再登場には驚嘆させられた人が多かったのではないだろうか。
この作品に関しては、
当時にドラゴンボールの漫画を読んでいた
大人でも楽しめるアニメだったと言える。
最後に
スーパーサイヤ人でも嫁には勝てない。