オエモロ村とは何なのかわかりやすく解説

オエモロ村とは、

インドネシア共和国の
ティモール島にある村

のこと。

村の正式名称は、オエモファ・オエモロ村。

2016年10月4日にTBS系で放送された“世界がビビる夜”というテレビ番組で、オエモロ村において、

トカゲやワニを出産した女性がいる
魚と鳥の双子も死産していた

などと紹介されたため、話題騒然となり、村の名前が注目されるようになった。

しかしながら、実際にそれらを“出産した”とされる女性が出産したのは、普通の人間の赤ちゃんであった。

また、この一件に関しては、2014年当時の現地厚生省長官による公式発表が絡んでいる。

そのため、今回の騒動は、“村ぐるみ”または“郡ぐるみ”による、売名目的のヤラセではないかと疑われている。

 

・話題騒然となったワケ

話題騒然となった理由は、
信じがたい話だが、当時の現地厚生省長官が絡んでいる。
(※インドネシア共和国東ヌサトゥンガラ州クパン郡)

2014年5月30日当時、現地の厚生省長官はメッセ・アタウパ氏だったが、当時の彼が、

「医学的見地からして有り得ない事が起こってしまった。」

「現地に派遣した調査団の現在までの報告によると、明らかに妊婦だった母体の子宮内には妊娠した経過と、出産による影響がみられており、この異常事態を説明できるのは、いわゆる想像妊娠による結果とみなすしかないとの結論に至っている。私個人として、全く異なる種を妊娠・出産するということは、現代科学において説明できるものではない。」

などという公式発表を行ったのだ。

このような信じがたい発表を厚生省長官が自ら行ったことによって、世界のマスコミに注目されることとなった。

それをTBSの番組制作者が利用し、“世界がビビる夜”のコンテンツの一つとして制作して放送したというワケである。

実際に“トカゲを出産した?”かどうかはともかく、衝撃的で興味深い内容であったため、番組の趣旨に沿っていたのは事実だった。

 

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・本当にトカゲを出産したのか?

出産したとされるデビさん本人だけでなく、出産に立ち会った産婆や他の村人からも同じような証言を得られてることは事実。

証拠の写真がTV番組中で公開されていたが、それっぽく撮る”ことが可能なレベルの写真

産んでいる最中の動画ではないため、信ぴょう性は低い

また、現地の神の信仰や祟りなどといったオカルト的な要素が、現地人の証言から頻繁に出てくる。

そのため、本件の信ぴょう性のなさに、かえって拍車をかけている。

地域ぐるみの売名目的のヤラセと疑われるのも仕方がない。

 

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