バヌアツの法則とは何なのかわかりやすく解説

バヌアツの法則をわかりやすく言うと、

バヌアツで地震が発生すると
約2週間前後で
日本でも地震が発生する

という地震発生に関する法則のこと。

実は、バヌアツはオーストラリアの東にあるシェパード諸島の共和国で、日本から非常に離れた場所にある。

しかし、海底プレートから見ると、日本とバヌアツは同じ太平洋プレート上にあり、日本もバヌアツも海溝のすぐ近くにある。


画像引用元:Wikipedia (パブリックドメインの画像です。)

海溝は、海底プレートが沈み込む入口であり、地震発生の最大の原因となっている場所である。

即ち、日本もバヌアツのどちらも、太平洋プレートのひずみが貯まると地震が発生しやすい地域ということである。

実際に、バヌアツで地震が発生した後、日本でも地震が発生している。

例えば、2011年3月17日にバヌアツでM6.3の地震が発生し、約2週間後の4月1日に日本でもM6.0の地震が発生している。

また、2016年4月3日にバヌアツでM6.9の地震が発生し、その11日後、日本で熊本大地震(M7.3)が発生した。

同じく2016年7月20日、バヌアツでM6.1の地震が発生し、15日後の8月4日に日本でM6.3の地震が発生している。

2018年8月21日、バヌアツでM6.5の地震が発生し、16日後の9月6日、日本で北海道胆振東部地震が発生している。

他にもいくつか似たようなケースがみられる。

そのため、「バヌアツで地震が起きると、日本でも地震が起きる可能性がある」という法則が生まれた。

それこそがバヌアツの法則である。

逆に、日本で大地震が発生した後、バヌアツでも地震が発生しているケースもある。

例えば、2011年の東北地方太平洋沖地震(M9.0)発生の16日後、バヌアツでM6.3の地震が発生している。

また、2018年6月18日に日本でM6.1の地震が発生した3日後、バヌアツでM6.1の地震が発生している。

こちらも似たようなケースが散見される。

以上のことから、バヌアツの法則は、

「嘘やデマではないが、100%ではない。」

ということが出来る。

そもそも、日本もバヌアツも、海底プレートが沈み込む海溝が近くにある国であるため、地震の発生率そのものが高い。

しかも、同じ海底プレートが沈み込んでいるので、それぞれで地震が発生すると、専門家は、地震の統計上で関連性をつけて考えてしまうのではないだろうか。

それこそが、バヌアツの法則が生まれた理由なのではないかと思われる。

余談だが、バヌアツには、変な名前で一時的に話題になったエロマンガ島(正しくは、イロマンゴ島)がある。

また、バヌアツは、タックスヘイブン(租税回避地)として悪用されることが懸念されているため、EU(欧州連合)のタックスヘイブンブラックリストに加えられている。


関連項目

タックスヘイブン


 

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