バナナの日【8月7日】バナナを食べて暑い夏を乗り切ろう!

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◆8月7日は「バナナの日」

■バナナの日ってどんな日?

バナナの日は、健康に良いバナナを食べて、暑い夏を元気に乗り切ってもらいたいという想いから制定された記念日です!

実はバナナは、日本に輸入されている果物の中で最も輸入量が多いフルーツです。

いつでも簡単に買えて手軽に食べれる、甘くて美味しいバナナですが、普段バナナを食べない人も、この日くらいは、バナナを食べてみてはいかがでしょうか?

■提唱・制定者は?

バナナの日の制定者は、「日本バナナ輸入組合」さんです。

東京都千代田区内神田1丁目に事務所を構え、バナナの安全性の知識普及に関する活動や輸入調査統計に関する活動などを行っている組織です♪

特に、日本バナナ輸入組合さんが運営する公式サイト「バナナ大学」は、バナナに関する様々な知識や情報が掲載されており、子供から大人まで楽しめる大人気サイトとなっています!

バナナ大学 - バナナの情報総合サイト -
バナナ大学では、バナナに含まれる栄養素や健康効果についての情報から、各種調査、用語辞典、FAQ、イベントレポート、バナナを使った簡単レシピまで、バナナにまつわるお役立ち情報を満載でお届けしています。

■日付の理由は?

日付の理由は語呂合わせです。

8月7日の8と7で「バ(8)ナナ(7)」と読めるところから来ています。

■日本記念日協会に登録されているの?

バナナの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。

■バナナの栄養・成分

バナナは、私たちの体に欠かせない様々な栄養素をバランス良く含んだ優れた果物です。
特に注目すべき栄養素は以下の通りです。

  • 炭水化物(糖質)
    バナナには糖質が多く含まれており、すぐにエネルギーとして利用されるため、疲労回復や運動前後のエネルギー補給に最適です。
    熟したものほど吸収の速い単糖類が豊富になります。
  • 食物繊維
    便秘の改善や血糖値の急上昇を抑える働きがあります。
    水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含んでおり、腸内環境を整えるのに役立ちます。
    レジスタントスターチという食物繊維の一種も含まれており、健康への影響が注目されています。
  • カリウム
    体内のナトリウム(塩分)の排出を促し、高血圧やむくみの予防・解消に役立ちます。
    筋肉の動きや神経伝達にも関わります。
  • ビタミンB群
    特にビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、葉酸などが豊富です。
    これらは糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける働きがあり、疲労回復や皮膚、爪、髪などの健康維持に寄与します。
    葉酸は細胞の生産や再生を助け、胎児の成長にも重要な栄養素です。
  • マグネシウム
    骨の健康維持や腸の動きを活発にして便通を促す働きがあります。
    筋肉の動きや神経伝達にも関与します。
  • ポリフェノール
    抗酸化作用を持つことで知られています。
  • トリプトファン
    必須アミノ酸の一つで、神経伝達物質であるセロトニンの材料となり、良質な睡眠に役立つとされています。

バナナ1本(可食部約100g)あたりのカロリーは93kcalと、ご飯や食パンと比べると低く、ダイエットにも適していると言われます。

様々な栄養素をバランスよく摂取できるため、朝食や間食、運動後の栄養補給など、幅広いシーンで活用できます。

■バナナの収穫について

バナナの収穫時期は、品種や栽培環境によって異なりますが、一般的には以下の点が目安となります。

収穫時期
開花から70〜100日ほど経った頃が目安です。日本では、主に夏から秋(7月〜10月頃)に収穫されることが多いです。

収穫のタイミング
バナナは木の上で黄色く熟成させると傷みやすく、風味も落ちるため、完熟する前(緑色の状態)に収穫するのが一般的です。

実の断面が四角形から丸みを帯びて角がなくなり、淡い緑色になったら収穫のタイミングです。

収穫量
小さめの品種なら20〜30本、大型の品種なら100〜150本のバナナを1株から収穫できることもあります。

収穫のサイクル
バナナの木は、一度実をつけたらその株は枯れてしまうため、株分けをして次の収穫に備えます。
株分け後、2〜3年で再び収穫できるようになります。

スーパーなどで一年中見かけるバナナは、赤道に近いフィリピンやエクアドルなど、年間を通じて温暖な地域で栽培された輸入バナナがほとんどです。

日本産のバナナは限られた地域で生産されており、旬があります。

■黄色いバナナは追熱(ついねつ)で黄色くなる

収穫したバナナは、緑色のままで冷蔵(13~14℃)されて輸出され、日本に輸入後に“室(ムロ)”と呼ばれる熟成室で追熟させます。
追熟材(エチレン)を使って保存するとスムーズに熟します。
(果物の熟成を促し、食べ頃の状態にすること。)

追熱の期間は3~4日です。

追熟中の適切な温度は18〜23℃で、25℃を超えると皮が緑のまま中身が溶けてしまうことがあるので注意が必要です。

追熱完了後、各販売店へ配送され、店頭に並びます。

 


 

こんなところですね。

スーパーなどに行けば、いつでもバナナを気軽に買えて食べれるのは、輸入量が最も多い果物だったからなんですね。

まあ、バナナは南国のフルーツなので、北の方にある日本の国土で大量に栽培するのは難しいと思います。

故に、輸入に頼るのは仕方がないことだと思いますね。

日本でもバナナを栽培している地域があるそうですが、沖縄や南西諸島がほとんどだそうです。

東北地方でもバナナの生産に取り組んでいる地域があるそうですが、気温を保つ設備が必要なので、高コストになってしまうそうです。

となると、やはり輸入に頼らざるを得ないのが現状ですね。

では、今回はこの辺で。

 

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■関連項目

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