500 internal server error とは何か?
これをわかりやすく言うと、サーバー側の内部エラーの一つです。
(internalには“内部”という意味があります。)
大体、以下のケースで表示されます。
- アクセスが集中し過ぎている
- 存在しないコンテンツへのアクセス
- CGI上でバグが発生している
- htaccessファイルに問題が発生している
- 実は“500 internal server error”と記述してあるだけ
◆アクセスが集中し過ぎている
テレビ番組や各メディアのニュース、SNSなどで紹介されたサイトやブログ等にアクセスが集中しすぎて、一時的にサーバーに大きな負荷がかかっているケースなどが挙げられます。
または、大勢の閲覧者がF5キー(リロード)を連打したりすると起こることがあります。
◆存在しないコンテンツへのアクセス
以前は存在したが、現在は無いページなどへアクセスした場合などに起こります。
通常は“404 file not found”のような「ページがありません」表示がされるのですが、サーバー側の設定によっては、internal server error として処理されることがあります。
どちらも、リクエストのエラーという点では間違いないので。
◆CGI上でバグが発生している
サーバー上で働くCGIプログラムに何らかの欠陥があるか、CGIが影響を与えるファイルに破損などがある場合に起こります。
◆htaccessファイルに問題が発生している
ワードプレスなど、データベースを使用するタイプのコンテンツサービスを使用するためには、サーバーにhtaccessファイルをアップロードする必要が出てきます。
このhtaccessファイルが壊れているか、中の書式が間違っている(破綻している)場合、サーバーが internal server error を返します。
htaccessファイルを作り直すか、間違った書式を修正し、アップロードしなおすことで解決できます。
◆実は“500 internal server error”と記述してあるだけ
ちょっと悪質というか、悪戯的な手法ですね。
アクセスしたページに、
“500 internal server error”
と、それに関する文章を記述してあるだけで、実際には何のエラーも出ていないケースです。
訪問者を追い返すには良い手段かもしれませんが、普通の閲覧者が見たら驚くでしょうね。
とりあえず、こんなところですね。
いくつか例を挙げましたが、いずれもサーバー側での問題なので、クライアント側(あなたのPCやスマホなど)には直接の原因はありません。
ちなみに、500番台のエラーは、全てサーバ側のエラーです。
■internal server error の解決法
アクセス集中やhtaccessファイルが原因のエラーを除き、基本的にサーバー側の管理者にしか対応ができません。
したがって、私たち利用者側は、問題の解決を管理者にお願いするか、解決するまで待つしかありません。
アクセス集中がエラーの原因なら、時が経つのを待てば、自然にアクセスは減りますので、時間の流れと共に問題は解決します。
また、htaccessファイルなど、アップロードデータが原因の場合は、ファイルの修正および再アップロードで事態は解決できます。
とにかく、自分からは何もしていないのに、ページを閲覧しただけでinternal server error が表示されたなら、待つか諦めるしかありません。
あなたに必要なのは、待つ我慢と諦める潔さです。
では、今回はこの辺で。